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光「うわっ、」
急に飛びついた私に驚いたのか、彼は尻もちをついた。
『よかった。無事で、ホントによかった』
そんな彼に構わず、私は二度と離さない思いで彼を強く抱きしめる。
光「戻ってくるって、言ったじゃないですか」
少し呆れたように言いながら、光くんは私の頭をぽんぽんと撫でる。
『だって、だって...！』
光「泣かないでくださいよ。ほら、顔上げてください」
言われた通りに顔を上げると、光くんがこちらを見つめていた。
私の顔を見て、少し笑う。
光「そんな顔しないでくださいよ。まるで俺が泣かせたみたいじゃないですか」
そう言って苦笑しながら、彼は親指で私の涙を拭う。
そして、
光「A、俺じゃダメですか？」
また、少し寂しそうに笑った。
光「今も、これからも、俺がAのことを守りたい。他の誰でもなく、俺が守っていきたい」
私の両肩を掴み、まっすぐこちらを見つめる。
光「また辛い思いをさせてしまうかもしれない。だけど、俺はAが好きです。その気持ちだけは、絶対に揺るがない」
凛とした眼差しを、私に向けて言い続ける光くん。
私はなにも言えず、ただ彼の目を見つめていた。
光「嬉しい時や辛い時も、俺がAの隣に居たい、笑っていたい。ずっとそばに居たいんです」
あぁ、そうだ。
私も貴方と、
光「お互いに支え合って、」
二人で笑い合って、
光「泣いて、」
それを乗り越えて、
光「どんな時でもずっと、」
一緒に、
光「Aの隣で、」
貴方の隣で、
『「笑っていたい」』
私は彼を見つめて、にっこり笑った。
『光くん。私も、貴方が好き』
光「え？」
唐突すぎただろうか。
彼はぽかんと口を開けて固まっている。
『私も貴方の隣で笑っていたい、ずっとそばに居たいの。たぶん、同じ気持ちだよ』
私はそう言って、彼の手を握る。
『守ってくれるのは嬉しい。だけど、守ってもらってばかりじゃなくて、私も貴方を守りたい。どちらかが前を歩いて引っ張っていくんじゃなくて、光くんと隣で歩き続けていきたいの』
光「A...」
最後に、私は言った。
『私の後ろを歩かないでほしい。私は導かないかもしれない。私の前を歩いていかないで。私はついていかないかもしれない。ただ私と一緒に歩いていてほしい。私の、"恋人"として』
光「！」
私の言葉に、彼は大きく目を見開いた。
私はそんな彼を見つめる。
"二人で一緒に生きよう"
そんな気持ちを込めて。
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水無月梅雨(プロフ) - 風丸さんと円堂さんが死んで、その次は推しのヒロトくん！号泣しました。一星くんと両想い、おめでとう (2020年8月17日 14時) (
レス) id: 94c4844f93 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 良かった…ちゃんと、かえって来てくれた！ (2020年6月19日 19時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶之夢 - 風丸と円堂、ヒロトで大打撃なのに次は誰が死んじゃうのよ!更新頑張ってください！ (2020年6月15日 21時) (レス) id: c7cfce80ec (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 光くん、ずっと守っていてくれてかっこいい！最後光くんが部屋から出ていっちゃったけど、どうなったんだろう。更新頑張って下さい(^o^)/ (2020年6月6日 18時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 光くんむっちゃほんとにかっこよすぎる………Yニャンさんのお話ほんとに大好きです……！更新頑張ってください( *´艸｀)応援しています！ (2020年6月4日 12時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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