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『まあ、読めないよね……ん？』
光「Aさん？どうかしましたか？」
次のページに違和感を感じて、私は声を上げる。
パラ、とめくってみると、カラフルに彩られた紙がはさまっていた。
『なにこれ？』
光「本のしおりでしょうか……？」
青、赤、白、緑の四色に彩られているしおりを見て、なんとなくドアに目を向ける。
『ねぇ、光くん』
光「なんですか？」
『このドアに示してある色って、このしおりの色じゃない？』
私の言葉に、光くんはドアを見て頷いた。
光「確かにそうかもしれません。ドアに示してある色としおりの色が同じですからね」
でも、と光くんは番号を入力する場所に目をやった。
光「番号を入力しないと、このドアは開かないと思います」
『問題は、その番号だよね』
私はがむしゃらに、番号を入力してみる。
当然ドアは開かなかった。
光「あ……」
『光くん？』
小さく声を上げた光くんに、私は思わず振り向く。
光「Aさん、ここ……」
光くんはそう言って、番号を入力する場所の下をいじり始めた。
『なにしてるの？』
光「これ、見てください」
彼が指で叩いている場所を見てみると、小さなネジが差し込まれていた。
『これって、プラスドライバーでとれるネジ……？』
光「おそらくそうだと思います。やってみますね」
光くんはプラスドライバーを取り出すと、ネジが差し込まれている場所をいじり始める。
光「取れましたよ、これでいいはずです」
ネジが取れると同時に、カチャッと音をたててカバーが取れた。
『ネジが取れたことはいいんだけど……もっとわかんないかも』
光「ですね……」
カバーが外れた場所には、いくつかの穴があるだけだったのだ。
『光くん。なにかわかった？』
光「すみません、なにもわからないです……。Aさんは？」
『ごめん、私もわかんないや』
再び行き詰まり、私達は頭を悩ませる。
『このしおりと関係してるとは思うんだけど……』
光「はい。どうやって番号に当てはめるか、ですよね」
『そうなんだよね……』
私はしおりとドアを交互に見ながら考えるが、なにもわからない。
光くんも考えているようだが、中々思い付かないようだった。
『この番号を入力する場所の下って、なにか意味があるのかな……？』
光「そうかもしれませんね」
しばらくしおりとその場所を交互に見ていると、私はあることに気づいて光くんに向きなおった。
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水無月梅雨(プロフ) - 風丸さんと円堂さんが死んで、その次は推しのヒロトくん！号泣しました。一星くんと両想い、おめでとう (2020年8月17日 14時) (
レス) id: 94c4844f93 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 良かった…ちゃんと、かえって来てくれた！ (2020年6月19日 19時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶之夢 - 風丸と円堂、ヒロトで大打撃なのに次は誰が死んじゃうのよ!更新頑張ってください！ (2020年6月15日 21時) (レス) id: c7cfce80ec (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 光くん、ずっと守っていてくれてかっこいい！最後光くんが部屋から出ていっちゃったけど、どうなったんだろう。更新頑張って下さい(^o^)/ (2020年6月6日 18時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 光くんむっちゃほんとにかっこよすぎる………Yニャンさんのお話ほんとに大好きです……！更新頑張ってください( *´艸｀)応援しています！ (2020年6月4日 12時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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