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いつまでこの地獄のゲームは続くのだろうか……。
何度も青鬼から逃げる度に、まぬがれた安心感と、また続けなければならない絶望に襲われる。
光「Aさん、大丈夫ですか？」
『私は大丈夫だよ。ありがとう、光くん。私を守ってくれて』
私がお礼を言うと、「いえ」とひかえめに言って光くんは微笑んだ。
『私達………いつまで続けるのかな……？』
光「わかりませんけど……大丈夫ですよ。無事に帰りましょう、俺と……いや、他のみんなも含めて、一緒に」
光くんはそう言って、私に手を差しのべた。
光「ほら、行きましょう。Aさん」
『……うん、光くん』
私は光くんの手を借りて立ち上がる。
光「とりあえず、地下牢を探しましょう」
『うん……』
光「Aさん？どうかしましたか？」
『その地下牢だけど……さっき行った場所だと思うの』
右側の部屋に行ったとき、真っ暗な部屋の中にあった牢屋のカギだと思ったのだ。
私がそれを言うと、光くんは頷いた。
光「なんでも試しです。行きましょう、Aさん」
『うん』
牢屋を出て、先ほどいた部屋に戻る。
右側のドアを開けて、その先にある再び真っ暗な部屋の扉を開けた。
『これだと思うんだけど……』
光「確かに……ここは地下ですし、カギ穴もありますからね」
ライターで火をつけたまま、光くんはカギ穴に地下牢のカギを差し込んだ。
カチッと小さな音とともに、牢屋の扉が開いた。
光「正解だったみたいですよ、Aさん！お手柄ですね！」
『う、うん、ありがとう』
褒められることになれていない私は、少し戸惑い気味に答えた。
牢屋の中に入り、念のため、牢屋を閉める。
『あ、光くん。ここに火をつけたら？』
光「前の部屋と同様だと思います。今つけますね」
真ん中にぽつん、と置かれていたロウソクに火をつけると、部屋全体を明るく照らした。
『ひ……っ！』
光「Aさん……？大丈夫ですか？」
声を上げた私に、光くんは心配そうに問いかける。
『あ、あれ……』
光「これは……？」
私が指差した壁には、青色のペンキのようなもので、何かが描かれていた。
光「大丈夫ですよ、暗号かなにか描かれてあるだけです」
『ならいいんだけど……』
笑って手招きする光くんに、私は恐る恐る近づいて確認する。
『ほんとだ……なにか描いてあるね』
光「これ、青鬼の絵じゃないですか？」
言われて壁を見れば、青鬼と思われるものがぐちゃぐちゃに殴り書きされてあった。
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キラキラヒロト - 青鬼は、ゲームで知ったんですけどここまでリアルにつくられていて、凄いです!好きな人が殺されるのは、悲しかったけど続きが楽しみです! (2020年1月12日 19時) (
レス) id: e853801cfa (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - ルーミー・リンドゥーさん» コメントありがとうございます！読み応えがあると言ってくれてとても嬉しいです！更新も頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年10月13日 10時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミー・リンドゥー - ストーリーがとっても面白く読み応えがありますね。更新頑張ってください！ (2019年10月13日 6時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - ゆーみやンさん» はい！お互いに頑張りましょうね！あと、これからもこの作品をよろしくお願いします！ゆーみやンさんの作品も読ませていただきます！ (2019年10月12日 23時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - Yニャンさん» マジですか！？？？？？ う、嬉しい……ですありがとうございます！！！！。・゜・(ノД`)・゜・。 はい！頑張りましょうね！( *´艸｀) (2019年10月12日 19時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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