お料理！！ �� ページ4
「いただきます……！！」
少しフーフーしてから噛んでみると、クッキーならではの歯ごたえの後、焼き菓子の甘みを含んだ美味しさがふわっと口中に広がった。
「んんん……！！美味しいです！！」
「ははっ、それは良かった！！たくさんあるぞ、どんどん食べてくれよ！！」
「はい！！ありがとうございます……！！」
ジエルの大声と、ノアの嬉しそうな声が厨房に響き渡る。
「あっ、おい。そんなにがっついたら溢すぞ……ったく、ゆっくり食えよ」
「そうでした、ごめんなさい……！にしてもコレ、本当に美味しいです！作ったシュンくんとジエルさんも凄いですけど、こんな美味しいものを毎日食べられる料理部は天国ですね……！」
お前は料理部に入らなくても、俺が作ってやるからいくらでも食えるだろうがと、シュンは口にするほど素直ではない。
幸せ者だな、と小さく呟いただけである。……隣のジエルにその母性溢れる表情を見られているとも知らずに。
「……まぁでも、ノアには新聞部がお似合いだな」
「確かに！！どう転んでも新聞部だ！！」
「え？何でです？」
先輩にも突撃取材を仕掛ける勇敢さ、食レポのようにスラスラと感想が出てくるところ、誰からもすぐ話を聞き出す人懐っこさ。
……というか、ドジが過ぎるので、逆に他のどの部活でやっていけると言うのだろう。
「美味しすぎて止まらなくなっちゃいそうです……これって、他の皆さんにもあげるんですか？」
「ん？ああ、まぁそうだな。料理部の他の部員には配るつもりだ」
「料理部の作るクッキーは、どの部活にも大人気なんだぜ！！」
あぁー……とノアは苦笑いを浮かべた。料理部の中には、もちろん運動部と兼部している者もいるだろう。
多分これは、届けに行った先で他の運動部員達との争奪戦になるやつだ。
「ごちそうさまでしたっ！はぁー……美味しかったです！」
数枚とはいえ甘いお菓子を食べたので、腹ごなしに次は運動部を見に行った方がいいかなと言い出したノアに、ジエルとシュンは全力で首を振った。
「この学園の運動量をなめるなよ！！」
「食べた直後になんて絶対死ぬぞお前……」
「……？そういう都市伝説ですか？」
「「違う！！」」
厨房は、終始ふわっとした雰囲気に包まれていた。
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くろーさぎ(プロフ) - アイコンさん» すみませんー(･ω･`;) とりあえず�，禄颪韻泙靴燭里如△匹Δ勝� (2020年6月1日 9時) (
レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
アイコン(プロフ) - くろーさぎさん» マ．．．ダ．．．．．．デス．．ヵ?……(o_ _)o パタッ (2020年6月1日 3時) (レス) id: 215c5317bc (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - アイコンさん» 大丈夫ですよ、きっとケレイブ先輩ママなので可愛がってくれます！← (2020年5月18日 22時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
アイコン(プロフ) - くろーさぎさん» ケレイブに可愛がらせたいのに自分で作った設定が仇となる。くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! (2020年5月18日 20時) (レス) id: 215c5317bc (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - みんみゆさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます！はい、頑張らせて頂きます( ´∀｀)bｸﾞｯ! (2020年5月18日 19時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
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