お馬さん！！ ページ1
◇
聖アヴォン学園は、部活動が盛んな事で有名だ。
「目立つような事件も無いですし……部活を見学しに回ってみるのはどうでしょう！？」
そう思い立った一年生のノアだが、突然の思いつきなので勿論アポ無しでの訪問になる。
次からはちゃんと許可を取るとして、いきなり訪れても怒らなさそうな人は誰だろう？
「というわけで、レンさーん！！」
乗馬部の先輩！！とノアは期待に胸を高鳴らせて、元気よく乗馬部の活動拠点であるグラウンドに駆けていった。
「……あれ？乗馬部の人達、いない？」
マジフト部が練習しているためか、レンを含む乗馬部員の姿はない。
無茶を言って取材を頼み込んだとして、OKしてくれそうなのレンさんくらいしか居ないんですよねぇとノアは肩を落とす。
「……そうだ！
学園の裏手には、小屋と言うにはいささか大き過ぎる建物があり、そこで兎やら珍獣やらが飼われている。
学園一の古株である生物学の先生が動物好きで、色々な生き物をそこに住まわせているらしい。
「あれ？でも、あの小屋って、お馬さん居ましたっけ……？」
まぁいいやと深く考えずに、ノアは小屋に向かった。
灯りの塔とは反対側、学園から少し離れた所に、大きな木造の平屋が現れる。
「――」
中から誰かの声が聞こえた。一人だけ、どうやらレンの声らしいが、何かがおかしい。何と言っているか聞き取れないのだ。
「……？」
扉に耳をつけて聞いてみても、解読不能という事は、もしかして母国語だろうか？
にしても誰と話しているんだろう。他の人の声はしないし、独り言にしては会話のような……。
またまた深く考えず、ノアは両開きの扉をバーン！！と開けた。
「レンさん！！会いに来ました！！」
「っえ！？あ、ノアくん！？」
きょとんとした表情を浮かべた後、ふとレンの顔が徐々に赤くなっていく。
「……待って。いつから居たの？」
「ついさっきですよ？グラウンドに居なかったので探しに来たんです。そしたら、中からレンさんの声が聞こえて……」
それがどうかしたんですか？と首を傾げたノアは、レンの隣にいる黒馬と目が合った。
(……馬と会話してたなんて死んでも言えない)
恥ずかし過ぎる、とレンは心の中で頭を抱える。意思疎通を図るあまりガッツリ母国語で喋っていた。はたから見たら盛大な独り言だ。
「そのお馬さん、レンさんのですか？」
「え？あぁ、この子は……」
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くろーさぎ(プロフ) - アイコンさん» すみませんー(･ω･`;) とりあえず�，禄颪韻泙靴燭里如△匹Δ勝� (2020年6月1日 9時) (
レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
アイコン(プロフ) - くろーさぎさん» マ．．．ダ．．．．．．デス．．ヵ?……(o_ _)o パタッ (2020年6月1日 3時) (レス) id: 215c5317bc (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - アイコンさん» 大丈夫ですよ、きっとケレイブ先輩ママなので可愛がってくれます！← (2020年5月18日 22時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
アイコン(プロフ) - くろーさぎさん» ケレイブに可愛がらせたいのに自分で作った設定が仇となる。くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! (2020年5月18日 20時) (レス) id: 215c5317bc (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - みんみゆさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます！はい、頑張らせて頂きます( ´∀｀)bｸﾞｯ! (2020年5月18日 19時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
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