君が為、鬼籍に入る３【呪術廻戦】 (ページ50)

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作者よりページ50

｢君が為、鬼籍に入る｣を読んでいただきありがとうございました。

この作品は、劇場版｢呪術廻戦0」を観た時ふと思いつき執筆しました。

実のところ、私の作品すべてに共通する面として、
セクシャルマイノリティ(LGBTQ+)があるオリ主で構成されています。

(以下作者自身の見解)
・アセクシャル
…他者に対して性的欲求(や恋愛感情)を抱かないセクシャリティ
友人や家族に対する｢友情｣｢愛情｣は別々に抱くのと同様、愛する気持ちがないわけではない。

※意識的に恋愛をしない人を指すわけではない。恋愛感情がないからといって、｢感情がない｣｢愛がない｣ということにはならないので注意。

セクシャルマイノリティの一面を持つAと、｢普通｣の恋愛を当たり前とする睦月。

恋愛至上主義的な価値観が強い今の日本では、他人に性的感情や恋愛感情を持たないというだけで異端視され、｢自分には欠陥がある｣と思い込まざるを得ない状況に追いやられる人が多くいます。

本作品のAは、幼少期から周囲の人間に言われ続けた経緯もあり、｢呪い｣であると自認しており、｢自分は｢人｣ではない｣と思い込んでいました。
それでも尚、彼女に寄り添うように、｢誰か｣がそばにいようとしていて。

捉え方は人それぞれですが、自己犠牲は社会でも報われません。
ただそれでも、最期(死後の世界)でハッピーエンドになったのではないかと、作者は考えてます。

長編「片割れの呪術師」のオリ主背景と部分的に関連しそうですが、引き続き他作品もお楽しみください。

最期まで読んでいただきありがとうございました。

作者：Haru yama

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