【ダイヤのA】愛されMG！ (ページ4)

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考え事をしながら家まで全力疾走

階段を登り玄関の前に立つと
中から笑い声が聞こえてきた。

そっとドアを開けると

お父さんとお母さんの靴と

大きい靴と可愛い小さい靴が並んでいた。

リビングの方に行けば、ダイニングテーブルに4人座っていた。

御幸「ただいま」

御母「あ！一也！ごめん。バスの時間すっかり忘れてた」

御幸「いや、大丈夫だよ。お客さんきてたんだね」

御母「そうそう！隣に引っ越してきたAさん」

お父さんお母さんは引っ越してきた人と対面に座っていて視覚になっていた。

恐る恐る引っ越してきた人の顔が見えるところまで行くと
俺より身長の高いであろう女の子とヤンチャそうなが座っていた。

主父「こんにちわ！一也くん！お話はお父さんお母さんに聞いたよ!Aの一個下なんだってね！」

ヤンチャそうなおじさんは机から身を乗り出して俺に挨拶してきた。

御幸「こ、こんにちわ」

俺のお父さんとは大違いですごく明るい人だ。俺のお父さんはどっちかというと静かな人。

主父「ほら、Aも挨拶して」

『こ…こんにちわ…』

彼女は顔を赤くして下を向きながら俺に挨拶してきた

御幸「わぁ、顔真っ赤」

御母「ふふっ可愛いわね。娘ができたみたい」

御幸「俺，一也。よろしくねAちゃん」

俺が手を出し、ん_と唇を尖らせて握手を求めると
Aちゃんは顔を上げ笑顔でよろしくね_と言って
握手をした。

その日の夜は、初対面なのにAちゃんのお父さんのコミュ力のおかげでみんなでご飯を食べ、一緒に遊び、
疲れてそのまま隣同士、向かい合って寝てしまった。