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御幸side
俺が見たのは見たことないお母さんの姿だった。
今まで元気に家にいたのに、たった数週間で変わり果てていた。
Aちゃんは泣きながらお母さんに何か言ってたけど、俺の耳には入ってこない。
お母さんの姿が衝撃的すぎて状況が飲み込めない
そんな中、お母さんは俺のことを読んだ。
御母「一也…」
近づくといきなり抱きしめられた。
御母「遅くなってごめんね。お誕生日おめでとう。もう5歳なんだね。」
本当あっという間___かすれた声で後頭部を撫でてくれた。
俺は何も話せなかった。
最後、帰り際に「何があってもAを守りなさい」と言われ頷いた。
それから春を迎える前にお母さんは亡くなった。
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作者名：トシちゃん | 作成日時：2023年4月14日 1時
