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Aside
空はオレンジ色に染まり、あっという間に夕方だ。
昼間とは違って暑苦しかったのが、ちょっと涼しい。
「はぁ。お隣りさんに挨拶しなきゃ...」
足が重いまま、家に着いた。
1度家で待機しよう。
ソファで寝転んでボーとしていると
外から賑やかな声が聞こえてきた。
何を話してるかまでは分からないけど騒がしい。
この階の人達かな。
そろそろお隣さんに挨拶しなきゃな。
ソファからすくっと立ち上がり、机の上に寂しそうに置いてあるお土産取り、お隣りさんの玄関の前に立った。
「緊張してきた。」
どうしよう。ピンポン押していいかな?
もし、お前誰。とか言われたらどうしよう。
いや、私のこと知らないからお前誰てなるか。
私がピンポン押すか躊躇っていると、ドアが開きガンッ______
頭をぶつけてしまった。
「うっ...痛い」
「え?!ごめんなさい!!ドアに人がいるとは思わなくて.....え?」
私の目の前にはあの、大きいスーパーでぶつかった全身オレンジのてつやさんがいた。
「えあ、あ、こんにちわ?」
何故?ここに全身オレンジさんが?
あれ?私朝見た人だれ?兄弟?
いや、似て無さすぎ。
て「え?なんでここに?」
「えと、ここに引っ越してきたのでお隣さんにご挨拶を...」
て「え?!お隣?!まってまってそなの?!ここに住んでるの?!」
てつやさんは目を真ん丸くしてガシッと肩を掴んで質問攻めしてきた。
「は、はい...;;」
て「じゃぁ、入る?」
「いえ!大丈夫です、お土産渡しに来ただけなので」
流石に知らない人の家に入るのは無理がある。
て「まぁ、いいからいいから」
てつやさんは私の肩を掴んだまま、強引に中へ入らされた。
中はワイワイガヤガヤしてて、リビングの前のドアに立たされ、「ちょっとまってて」とてつやさんに言われた。
てつやさんはリビングに入っていって
て「ねぇぇぇぇぇ!ちゅうもーく!!!!!」
虫「なになに、うるさい。」
と「お前、まじで近所迷惑。隣に響くやん」
り「どうしたの、てつや」
て「ちょっと見せたいものあるから目つぶってて。いいよって言うまで開けたらダメだからね!」
丸聞こえな会話を聞いていたら、てつやさんが戻ってきて、リビングの中へ連行された。
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トシちゃん(プロフ) - ちなみさん» ありがとうございます!!!!!頑張りますっ(_ _*) (2018年11月13日 7時) (レス) id: bb075df335 (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 何時も楽しみにしてます!これからも頑張ってくださいね!! (2018年11月10日 0時) (レス) id: 50d1cd34d7 (このIDを非表示/違反報告)
トシちゃん(プロフ) - 優さん» わわわ!!!ありがとうございますヽ(;▽;)ノ頑張りすっ!!!! (2018年10月31日 0時) (レス) id: bb075df335 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃ好みの作品です!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年10月31日 0時) (レス) id: b364b26750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トシちゃん | 作成日時:2018年10月30日 23時