バイオリン少女に恋をした。【東海オンエア】

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としみつside

昨日は遅くまでインスタライブをしていて寝坊した。

今は10時前。集合は10時。

と｢絶対間に合わん｣

自分が起きれなかったくせにイライラする。

髪の毛は軽くセットして
ギターケースと車の鍵、ケータイ、財布を持って
玄関の外に出たら、お隣さんがいた。


あー。そういえば引っ越してくるって、大家さんが言ってたなぁ。


チラッとお隣さんを見ると、小せぇ普通に可愛い女の子がいた。
その子は俺の顔を見てオドオドしている


多分、俺の顔が怖いんだろう。


無視してエレベーターに向かおうとしたら
女の子の口から｢あ、お、おはようございます｣と
震えた声で挨拶してきた

と｢あ、おはようございます｣


いきなり挨拶されたから動揺してしまい
そのままじーっと見てたら女の子は逃げ出して行った。

そういえば、バイオリンのケース持ってたな。
ちょっと聞いてみたいかもしれん。


隣人さんに、ちょっと興味をもってしまった24歳、独身男性。

さっきまでのイライラは消えてウキウキ気分。


そりゃぁ、俺だって男だ。隣人が若い女の子って、普通に嬉しい。


てつやたちに自慢してやる。



ニヤニヤしながら駐車場に向かい、てつやの家まで車を走らせた。

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