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Aside
目の前の子供たちは目をキラキラして私を見ていた。
「お姉さんすごーい！」
「ねぇどうやってしてるの？」「何か弾いてー！」「さわりたーい！」などリクエストが多く、1人じゃ相手出来ない量の子供。
「ねー！てつやの曲ひいてー！」
「てつやの曲？どんなの？」
「えー！知らないの？東海オンエアだよ！岡崎の有名な人だよー！！」
東海オンエア？てつやさん？
もしかしてあの、てつやさん？
でもどんな曲か分からないしなぁ
「聞いたことないから分からないなぁ。」
横目でちらっとみると、子供たちはムスッとしていた。
私が曲を知らなかったからだろう
「仕方ねぇーな！じゃあ聞かせてあげる！」
生意気な口調でスマホの画面を見してきた。
そこには、全身オレンジさん…てつやさんがいた。
「赤は止まれ。おいおいそんなに驚くなって…
歌詞はすごい独特でてつやさんって感じの曲だった笑
「お姉さん、これ弾けないの？」
「ちょっと難しいなぁ。」
あと2回ぐらい聞けば耳コピ出来そうだけど…まぁ、1度引いてみるか…
「間違えちゃうかもしれないけど弾いてみるね！」
印象に残ったサビの部分だけ弾いてあげると、子供たちは目をキラキラさせてすごいすごい！と拍手をしてきた。
「お姉さん凄い!!」
「ありがとう。全然弾けてないけど笑」
「お姉さんホントすごい！」
目の前でぴょんぴょん跳ねる子供たちを見ていると、頭上から低い声がした
「ほ〜んとすごい」
さっきまでの子供たちは、キャー！と叫び、抱っこしてー！だの、遊ぼう！だのその人の足元をぴょこぴょこ跳ねてる。
「もういっかい弾いてよ！」
「てつやさん……」
子犬みたいな目で見てくるてつやさん。
仕方なく弾いて。
てつやさんは、ありがとうとお礼を言い、クシャッと私の頭を撫で、子供の所へ行った。
てつやさんは子供と追いかけっこや隠れんぼ、カードゲームなどしてて、気がつけば夕方になっていた。
て「ほら！子供は帰る時間だぞー！」
「はー！子供じゃねーし！」
て「こらー！またそんなこと言う！」
てつやさんは生意気な口をきかれても怒らず追いかけ回した。
子供の扱い慣れてるんだろうな
弟とか妹いるのかな？
面倒見がいいし
私はひとりっ子だから兄弟が欲しかった
でも、もう遅いか。私の周りには誰もいない
亡くなった両親のことを思い出したらポタっと涙が落ちた
溢れた涙は止まらない
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トシちゃん(プロフ) - ちなみさん» ありがとうございます!!!!!頑張りますっ(_ _*) (2018年11月13日 7時) (
レス) id: bb075df335 (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 何時も楽しみにしてます！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年11月10日 0時) (レス) id: 50d1cd34d7 (このIDを非表示/違反報告)
トシちゃん(プロフ) - 優さん» わわわ！！！ありがとうございますヽ(；▽；)ノ頑張りすっ！！！！ (2018年10月31日 0時) (レス) id: bb075df335 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃ好みの作品です！更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年10月31日 0時) (レス) id: b364b26750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トシちゃん | 作成日時：2018年10月30日 23時
