百三十四話 ページ49
ガチャ
俺は、病院の屋上の扉を開いた。
もうすぐ夜明けなんだろう。微かに陽の光が見える。
扉を閉め、裏へと回る。
銀「よぉ、あんたもここへ来たのか」
A「……坂田」
俺は、銀時の隣に座った。
A「ミツバさん……いい人だったな」
銀「……そうだな…」
すると、また扉が開く音がした。
自分達がいる方とは逆の方へ歩く足音にそっと様子を見ると、立っていたのは土方だった。
土「辛え」
土方は懐から真っ赤な煎餅を噛み砕く。
手すりにポタリと落ちた。
土「ちきしょー、辛すぎて涙出てきやがった」
感情のまま泣かないのだろう……
すると
スッ
俺の目の前に土方が持ってる同じ煎餅が銀時から渡された。
俺は煎餅を受け取り、
バリッ
坂田と煎餅をかじった。
…….あれ?なんで?いつもは辛いものは大丈夫なのに、今回ばかりは…….
A「辛いな…」
銀「辛い」
俺は涙を流しながらミツバさんの事を思い、何度も噛んだ。
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あしゅ - 続きが気になります……!これからも無理のない範囲で頑張ってください!応援してます! (11月25日 0時) (レス) id: d6b5e366a4 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 私も台本書きが気になりました...。 (11月20日 12時) (レス) id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
きゃねこ@FGO垢(プロフ) - 台本書きで読みにくかったです。 (11月19日 12時) (レス) @page24 id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Metal | 作成日時:2023年9月21日 8時