百二十三話 ページ38
ミ「どうですか?」
A「美味しいですね、また食べてみたいです」
本当は少し辛いけど……
銀時は信じられない表情でAを見ていた。
それに気づいた総悟は銀時に耳打ちした。
沖「旦那、Aさんは酸っぱい物以外は基本的に得意なんです」
銀「え?そうなの?」
A「ミツバさん、これからみんなで江戸を案内しますよ」
ミ「良いの?私は嬉しいけど…」
A「いいんですよ、せっかくの休みなんで」
本当は総悟にやられたけど……まあいいや。
銀「じゃあ俺はこれで〜………」
坂田が帰ろうしていた。
ガシッ
A「何帰ろうしてんの?お前も来るんだよ」
俺は坂田の肩を掴んだ。
銀「エッ」
A「だって総悟のお友達だろ?」
沖「姉上の為ですぜ??」
ミ「そーちゃんのお友達だし、貴方も来てくれると嬉しいわ」
.
銀「だァァ!!!行くわァァァ!!!行きゃ良いんだろ!!!」
そんなこんなで、三人でミツバさんを案内する事になった。
__________________________________
それから江戸の色んなところを案内し、気づけば夜になっていた。
ジャ○プフェスタに坂田は某海賊漫画のマスコットキャラの帽子を被っている。
うん、全然似合ってないわ……
ミ「今日は楽しかったです。
そーちゃん色々ありがとう。また近いうちに会いましょう」
沖「今日位、ウチの屯所に泊まれば良いのに…何も婚約者の家に泊まらずとも…」
そう……俺たちが今いる場所はミツバさんの婚約者の屋敷だった。
A「総悟、また明日会えるからあんまり困らせるなよ」
それを聞いた総悟は渋々納得した。
それにしてもこの屋敷、でかいな……
ミ「坂田さんも今日は色々付き合ってくれて有難う御座いました」
ミツバさんが坂田に頭を下げる。
銀「いや、気にすんな」
沖「じゃあ姉上、此処で。先に入って下さい」
ミツバさんが屋敷に入ろうと、扉を開いた。が、途中で止まる。
ミ「そーちゃん、あの……」
名残惜しげに振り返った。
ミ「あの人は……」
切なげな表情で呟かれた言葉。
あの人?……一体誰のことだ?
それを聞いた総悟は不機嫌になった。
沖「…野郎とは会わせねェぜ。朝方も何も言わずに仕事に出て行きやがった……薄情な野郎でィ」
そう言って総悟は不機嫌なまま、何処かへ行ってしまった。
普段なら他人の事情には興味ないが、今回ばかりは気になるな。
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あしゅ - 続きが気になります……!これからも無理のない範囲で頑張ってください!応援してます! (11月25日 0時) (レス) id: d6b5e366a4 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 私も台本書きが気になりました...。 (11月20日 12時) (レス) id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
きゃねこ@FGO垢(プロフ) - 台本書きで読みにくかったです。 (11月19日 12時) (レス) @page24 id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Metal | 作成日時:2023年9月21日 8時