百十六話 ページ28
上様こと徳川茂茂が近づいてきたので、俺達は道を開ける。
松「おーい、将ちゃんこっちこっちー」
妙「カワイイあだ名ですわ、将ちゃんて。でも本名の方も教えて下さいな。私知りたいわ」
茂「征夷大将軍徳川茂茂。将軍だから将ちゃんでいい」
妙「ヤダ〜もうご冗談がお上手な方ですね。お仕事は何をなさっているんですか?」
茂「だから征夷大将軍だ」
妙「もォ〜てんどんですか、ホント面白いお方ですね」
そんな会話をしてる最中でも、外では真選組が引き連れて来た戦車の音が聞こえてくる
皆んなが外に出ようとしてたので、俺も動こうとしたところ
ガシッ
松平様に捕まった
松「A、悪りィがお前もここに残れ。人数が多い方が盛り上がるだろォ?」
え?俺も参加するの?
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なんかんやあって、席に移動した俺たちは松平様が考案したゲーム"将軍様ゲーム"を始めようとしていた。
ちなみに松平様はもうベロベロだった。俺も少し酔ってきたが……
妙「もう松平さんったら。またゲームにかこつけて」
松「いや、俺は今回進行役でいかせてもらう。若いやつで楽しめや。
将軍様引き当てるのは誰かなぁ」
将軍様引き当てるというかリアルな将軍様が目の前に座っているんだけど……
いつ準備したのか松平様は既に割り箸を握っていた。
そこからは恐ろしかった。
早い者勝ちだと言った瞬間に割り箸は既に女達の手の中であった。その勢いに机に置かれていた御飯やお酒はゴミとなった。
そして、将軍とかかれた割り箸の奪い合い。
うん……皆んな欲望に忠実だね。
新「あーあ、待ってください。もうくじがメチャクチャ、しょーがないな。
じゃあ、松平さんのかわりに私がくじ持つからみんな《せーの》で来てください」
新八はすごくわかりやすく将軍棒をアピールしながら、将軍様の前に手を持っていった
しかしそれでも、女たちが棒をかっさらってしまった
そして、最初に将軍になったのは……
銀「あー、私将軍だわ」
銀髪ツインテールこと銀時だった。
銀「えーとじゃあ、4番引いた人下着姿になってもらえます」
銀時は、将軍に視覚で楽しんでもらおうと命令したのだ
しかし……
4番を引いた人がまさかの将軍だった。
しかも、もっさりブリーフ姿で。
うん……将軍かよぉぉぉぉ!!
あの、なんで引いちゃうの、これ確実に俺クビだね。
でも、まだチャンスがあるはずどこかで服を着させないと。
妙「やったァァァ、私が将軍よ!」
なぜか勝手に2回戦が始まっていた。
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あしゅ - 続きが気になります……!これからも無理のない範囲で頑張ってください!応援してます! (11月25日 0時) (レス) id: d6b5e366a4 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 私も台本書きが気になりました...。 (11月20日 12時) (レス) id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
きゃねこ@FGO垢(プロフ) - 台本書きで読みにくかったです。 (11月19日 12時) (レス) @page24 id: b9dbee0f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Metal | 作成日時:2023年9月21日 8時