真選組の右腕 【銀魂】三章

百五話 ページ15

新「何を考えているんですか！？相手は二刀流なんですよ！？」


新八は助けようと走り出そうとしたが……



ガッ！

何故か近藤に肩を掴まれた。

新「何で止めるんですか！？早く助けないと」

近「心配するな……あいつがあの構えをすると必ず勝つ」

近藤は既に勝ちが確信しているような表情をしていた。


近「あいつさっきトシに、"ある技"だったら負けた事がないと言っていたのを覚えているか？」


その会話はよく覚えていた。



新「！まさか！？」

近「普段、トシには毎回負けているが、あの技だったら勝てている」

土「まぁ、普段は俺が強いがあの技だけは俺にも敵わねェ」

話している中、福島は全速力でAに向かっている。


そして








ブン！







Aは攻撃が当たる寸前、木刀を抜き一閃をした。







訪れる静寂……







パリン！！





福島の方からお皿が割れる音が聞こえた。


さらに…












メキメキ！！



福島の持っている木刀にひびが入り、



バキーン！





木刀が木っ端微塵に割れ、福島は倒れた。








近「居合だったら、真選組の中で誰よりも最強だ」











勝者 真田A

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