仲直り？ 〜主人公視点〜 ページ46
る「連絡交換ですよ。Aちゃんとはまた会うと思って」
そ「....そう」
夜明さんがそう言った瞬間に一ノ瀬さんが短く返事をする
な、なんか怒ってるのかな....？
ま「光君！言い方！」
る「え、あ。そ、彼方さん！違います！誤解です！」
そ「ここ8階だよ」
る「そっちの『ごかい』じゃないです！そうじゃなくて！俺はまふに頼まれて3人の連絡先教えたんです！」
そ「3人....？」
そこへひょっこりと一ノ瀬さんの背後から相川さんが顔を出した
ま「僕達3人ですよ勿論。聞きそびれてて今更ってのもなんか恥ずかしかったから、る....光君についでで頼んだんです」
一ノ瀬さんが私を見る
私はコクコクと首を縦に振った
そ「....なるほど。ならそんなに隠すようにやらなくても良いじゃん」
る「だ、だって彼方さん絶対機嫌斜めだったし！なんか言われそうだったから怖かったんだもん....」
そ「そんなことないよ」
ま「顔強ばってましたよさっきから」
そ「そんなことないよ」
だんだんと一ノ瀬さんの表情が緩んでくる
何かが解決したようで良かった
A『よくは分かりませんがご機嫌が直って良かったですね』
ま「うんうん！Aちゃんのおかげだよ！」
A『....？私は何もしてませんけども....？』
連絡先を交換したくらいしかこの家に来てからしていないんだけども....？
ま「よーし！ゲームやるよ！座ろう！」
る「やったー！続きだ！」
さっきの空気がまるで嘘のように、2人がWiiリモコンを頭上に掲げて元気よく叫んだ
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作者名：ハルタネ | 作成日時：2017年6月23日 21時
