原因の理由 〜まふまふ視点〜 ページ42
luz君がそらるさんに迫られている図なんて、夏の今に見せられても見苦しいだけだ
だけどもそらるさんが進んでそんなことするはずもないので僕は困惑する
ま「luz君何かしたの？」
る「わ、分かんないけど....何かしたっぽい....」
ぽいってなんだ
曖昧だなあ....
ま「そらるさん、どうしたんですか。....そらるさん？」
反応しないそらるさんをもう1度呼ぶと、渋々と言った体でluz君から離れる
そ「....突然悪かった。今のは気にしないでくれ」
そう言ったそらるさんはバツが悪そうに「トイレ借りる」と、すぐにリビングを出てしまった
る「どうしたんだろうそらるさん....」
ま「luz君が何かしたんでしょ？」
る「俺のせい？」
本当に思い当たらないといった様にluz君は肩をすくめてみせる
ま「何聞かれてたの？」
る「Aちゃんを助けたのは俺かーって」
luz君に麦茶を渡しながら僕は考えた
ははーん....？
そらるさんヤキモチ焼いたのかなあ....？
普段の落ち着いた言動の乱れの原因は8割そんなところだろう
ま「さっきluz君が言ってたAちゃん救出劇のお話に続きがあったんだね多分」
る「どういうこと？」
luz君は未だに小首を傾げていたが、そうなった以上はどうにかしなければならない
どうやって解決させようかな....？
ピンポーン
ま「お、Aちゃんが来....た」
！
そうだ、これなら....！
る「え、何なに。Aちゃんが来たの！？」
ま「luz君！スマホ出して待ってて！僕が出迎えて来るから！」
そう言って僕もスマホを持って玄関へ走り出した
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作者名：ハルタネ | 作成日時：2017年6月23日 21時
