【そらる】優しい君へ (ページ37)

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続･初めましてページ37

A『あ、一ノ瀬さん。外で会うのは初めてですね。こんにちは』

そ「こんにちは」

俺が食材の買い足しをして外に向かいかけたらAちゃんがいた

カートを押しているところを見るにAちゃんも買い物していたのだろう

そ「もしかして今さっきのセールに行ってたの？」

右手にしっかりとひき肉のパッケージを握りしめているところを指摘すると、Aちゃんは頷きながらカートの中に入れた

A『はい、今日の夕飯をハンバーグにしようかと思いまして....』

そ「へえ～、良いね」

A『一ノ瀬さんは？』

そ「俺は夕飯とそれ以降の食料の確保だよ」

A『そうでしたか....』

Aちゃんは何か聞きたそうに言い淀んだが、意を決したように俺に問いかける

A『あの、今相川さんの家にお友達が遊びに来ていたりしますか？』

そ「え？まふに？」

A『はい』

そ「んー....俺は何も聞いてないけども....。それがどうかした？」

A『いえ....今、セールで人混みに巻き込まれて出られなくなってしまっていた時に相川さんのお友達が助けてくださって....。相川さんのお友達なら帰った時に改めてお礼が出来るかと思って....』

まふまふの友達がAちゃんを....？

そ「なるほど、なら俺も一緒に行くよ。丁度今用事が出来たところだから」