帰り道にて 〜主人公視点〜 ページ33
つっかれた〜....
日が暮れ始める頃、私は大学帰りにスーパーへ寄ろうとしている
ここへ引っ越してきたから1週間弱が経った
親元を離れて一人暮らしを始めた時は緊張や不安でいっぱいだったけれども、大学の友達やマンション内の人達のおかげでなんとか上手く過ごせている
大学での友達はよく遊びに誘ってくれたり買い物も一緒にしてくれるような仲の良い人ができた
マンション内では管理人さんも含めた、今自分が住んでいる階の人全員に良くしてもらっている
特に一ノ瀬さんと相川さんとは家を行き来するくらい仲良くしてくれていた
この前は相川さんが訪ねて来て「この間のカレーありがとう!お鍋を返しに来たよ!あとそれからこれ一緒に食べよう!」と言って、お菓子が沢山入った袋を持ってきてくれたのである
ゲームセンターで取り過ぎたらしかった
その後は相川さんとお菓子を食べながら楽しく談話をしたのである
数日前は一ノ瀬さんが来てくれた
そ「カレー、ご馳走でした。まふが何か迷惑をかけたら俺に言ってくれ。今後ともよろしく」
ペコリと一礼した一ノ瀬さんは、私にタオルセットを差し出したのである
買いすぎた....らしい
日用品はあっても困らなかったので有難く受け取った
あの2人ってもしかして私と似ているかも
だって作り過ぎ、取り過ぎ、買い過ぎとオーバーしたお裾分けが多いからである
思い出しながらふふふと笑みを零していると目的のスーパーにたどり着いた
よーし!
食材の買い足しするぞ〜!
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハルタネ | 作成日時:2017年6月23日 21時