丸く収まる ページ13
ま「すみませんでした!!」
右でまふまふが土下座、左ではAちゃんが同じく正座で座って手を横にブンブン振って大丈夫ですよ、と伝えている図である
左右の2人を見て溜め息を吐いた
事情を聞いたところ、まふまふは最初から勘違いをしていたようでAちゃんを幻覚か何か(?)だと思っていたらしい
Aちゃんは喋れないので俺が代わりに説明をした、といった状況である
ま「生身の人間様を妄想などと卑下したことを大変深くお詫び申し上げます....」
A『顔を上げて下さい!誤解が解けて良かったですよ』
スケッチブックを抱えて微笑むAちゃんを見たまふまふは、俺にだけ見える角度で口パクをして喋る
ま「(天使ですかこの子)」
そ「(お前目薬指せ後で)」
俺はのど飴のお陰で少しよくなった喉を咳払いで整えて、俺はAちゃんに話しかけた
そ「紹介するよ。ま...あー....友人の相川 真冬」
ま「さっきは本当にごめんなさい。真冬です!宜しくね!」
にっこりスマイルで対応してみせるまふまふ
危ない
「まふまふ」って言いそうになってしまった
そ「で、こっちがお隣に引っ越してきて助けてもらった葉山 Aちゃん」
A『初めまして。改めて、葉山 Aです。宜しくお願いします』
お互いペコリと頭を下げた
そ「さて、ここからは2人に共有事項でお話だ」
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作者名:ハルタネ | 作成日時:2017年6月23日 21時