悪女が来たら、モテた。【鬼滅の刃】

１３話 ページ18

し「さぁ、鬼を始末しましょう」




『うん、そうだね。



って言ってるのになんで義勇さんはそいつを庇ってるの？』








義「聞いてくれ」





『ヤダって言ったら？』




義「心外！」








本当に可愛い。




『冗談だよ！



ま、聞くだけだけどね』





ここには同期しかいないのだろうか。
そこに鬼を庇う男の子がいるのだが。





そいつもまた、私の同期だ。
善逸と同じように、同期。









『炭治郎、……だっけ？』






いつの間にか目覚めている炭治郎君とやらに話しかける。





炭「は、はい」







さっき私に怒鳴ったこと、後味悪そうにしてる。
きっととても優しいことなんだなぁ。









『さっき、妹、って言ってたよね？




その子、……なんで鬼になったかわかるでしょう。
無惨よ。



私の姉もそう。
無惨に鬼にされた。







分かるよ、凄くわかる。
亡くした家族を埋葬するつらさもそのあとの辛さも。



全て私だって経験してる。
だけど、人にそれをあたるな。






私だって八つ当たりしたいよ。
家族を失ったこと、前が闇だということ。








でも、でもね、私たちは生きなきゃいけないの。
その汚れた世界で、鬼と共に。




鬼殺隊になったからには、どういう理由があろうとも必ずしも鬼を絶つ。
それが私達の役目なのだから







だから、義勇さん、炭治郎。
そこをどいて』





義「……無理だ」





『……義勇さん、そんなだから嫌われるんだよ？』









義「少なくとも、……Aには嫌われてない、…はず」









嫌われてない、はずってꉂ(ˊᗜˋ*)ヶﾗヶﾗ
何それ、面白いw









し「冨岡さん、貴方のそれは隊律違反なのでは？」





『……義勇さん、見損なったよ』








仲間だって思ってたのに。
……なんてね。



別にこれくらいで見損なったりしないし。







『……雲宙、おかえり。
何かあったの？』









空を飛び回ってはオドオドする私の鴉。
嗚呼、本当にオスか？？？(((殴






雲「カァ！お館様ガ呼ンデイル！
額二傷ガアル、少年炭治郎！


又、ソノ鬼、禰豆子！
本部ヘ連レ帰レ！」






お館様が炭治郎と禰豆子を？



『争ってる暇なさそうだね』









そして私たちは産屋敷邸へと足を向けた









｡・:＋°｡・:＋°｡・大正コソコソ噂話:＋°｡・:＋°｡・:＋°



炭治郎が初めてAと出会った最終選別。
炭治郎のAへの第一印象は「お淑やかで強そう」だったらしいよ！

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