超絶美人が何故か私を探していた【ハイキュー】

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「やっ、谷地仁花です！！！」

『篠原Aです』


そう自己紹介をすると、わらわらバレー部の男性陣が集まりだした。自分自身、身長が高い方ではあると思っていたが、このバレー部を前にするとそんな考えも潰される。


「1年生？」


1番顔がゴツい人だなぁ。案の定谷地さんは身長＋顔のおかげでだいぶ体が固まっていた。


「うひ！？いっち、1年5組であります！！！！」

『「「(あります...)」」』

「旭ちょっと引っ込め！」

「ええ！？」

『あ、私は1年2組です』


普通に答えたら何故か視線がこっちに向けられた。....え、なんでこんなに見られているのだろうか。


「えぇと....篠原さん？だよね。篠原さんは....こいつ、怖くないの？」


センター分けの灰色の人がそう言いながら、先程学年を聞いてきたゴツい先輩を指差していた。


『.......怖くは、ないですけど.....』
















「「「おおおおおお！！」」」



「旭さん！！ついに来ましたよ！！」

「やりましたね！！」

「え、あ、うん....？」



"怖くない"


そう答えただけで何故か喝采が止まらない。


「え、てか篠原さんすごい背高いけど何センチあんの？ちょっと月島ー！！篠原さんと並んでみてー！」

「何で僕なんだよ」

「いいから並べって」


されるがままに押されていき、月島君とやらの隣に立つ。遠目から見て高いとは思っていたが、改めて近くに立つとかなりの高さがあることが良くわかった。


「あ、さすがに月島の方がデカいね」

「当たり前でしょ」

「ちなみに篠原さんは今身長何センチあるのかな」

『確か178ぐらいです』

「マ、マネージャーに、負けただと.....」

「ま、まだ"仮"だから...！」


坊主の人のテンションには正直着いていけないなと思った。谷地さんももうキャパオーバーなのか、さっきから"ぉぅ、ぉぅ"としか言っていない。


















大丈夫なのかな、このバレー部。
　
　

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