超絶美人が何故か私を探していた【ハイキュー】

プロローグ ページ1

　
　
昼休み。

私はいつも通り窓側の席で、小学生の頃から一緒にいる親友と談笑していた。


「見て。この俳優かっこよくない？！」


親友が見せてきたのは最近話題の新人俳優。


『かっこいいけど.....私のタイプじゃないんだよな〜。あとついでに10cmは身長欲しい』

「Aって本当に難しいよね.....」


"この人も充分身長高いけどなぁ"


そう言われても私の好みじゃないんだよね。ちなみに身長は最低でも190はあってほしい。














スマホを触っていると、ふと廊下が騒がしくなった。人の密度も増している気がする。


「何事？」

『私ちょっと見てくる』

「頼んだ〜」


外に出ると、皆同じ方向を向いていた。

私もその方向を見てみると


「......あ、ちょっと良いかな」


黒髪のサラサラトゥルンヘアーに口元のホクロが特徴的な美女がまさかの私に話しかけてきていた。


『.........あ、わ、私ですか？』

「うん。ちょっと人を探してて...」


困った顔も絵になるなぁ。そんな事をつい考える。


『誰を探しているんですか？』


美しい顔に見惚れながら聞いてみると


「篠原Aさんって言う名前の人なんだけど....」

『(え、私？)』


超絶美人が何故か私を探していました。
　
　

第一章　仮入部→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す