大正コソコソ噂話2 ページ15
�０燭訛盪�
彼女は階級己の隊士で、アオイと同じ最終選別を生き残った同期です。アオイが討伐に出られなくなり蝶屋敷で看護をし始めた時、彼女は鬼と戦い傷つくことは無いと少し安心していました。入隊当初から仲が良く、アオイへの恋心を自覚してからも友人以上恋人未満のような距離感でいました。
この日の任務は彼女を含め隊士3人で鬼を斬りにいくものでしたが、血気術により間合いに入ることが難しく、翻弄された結果彼女以外の隊士は二人とも先に死んでしまい、彼女も腹に傷を負いました。自らの身を守っていては首を切ることが出来ないと判断し、彼女は鬼の間合いに飛び込むと、自分の足を鬼に飛ばされるのと同時に鬼の首を斬りました。アオイは彼女の訃報を聞くと、人目もはばからず泣いたといいます。
�で鯑�
盲目の悲鳴嶼さんの身の回りのお世話をするために呼ばれましたが、特にお世話をする必要も無いくらいに普通に生活できるため、今は家政婦として岩柱邸にいます。恋人ですがほぼ夫婦のような雰囲気で、玄弥のことも可愛がっており、兄との関係を少し心配しています。古風で優しい母のような女性で、修行終わりの師弟に大きなおにぎりを出してくれます。
鬼舞辻戦を終えたら、正式に夫婦になる約束をしていました。その後、彼女は1人で岩柱邸を守り、街で働きながら孤児たちを住まわせ世話をしました。生涯独身を貫き70代で亡くなる時には、大人になり家庭を持ったかつての孤児達に見守られながら安らかに亡くなりました。
�シ遒歪世�
煉獄邸とは徒歩5分程の距離に家があり、彼女の父と槇寿郎は幼なじみの腐れ縁です。幼い頃から兄のように杏寿郎を慕っており、赤ん坊だった千寿郎を抱っこさせて貰ったこともありました。婚約が破棄されて以降の２年間は家業を手伝いながら、来るお見合いの話を全て断っていました。杏寿郎への想いを思い出さないようにしながらも、他の誰かと結婚することも考えられなかったためです。杏寿郎の死は、煉獄家に伝えに来た鴉に、千寿郎が彼女にもと頼んだため伝わりました。葬儀までの間、彼女はずっと眠れずにいました。葬儀のあと、泣き腫らした顔で帰ってきた娘に対して両親は何も言わず抱きしめてくれました。
その後彼女はお見合いでであった同い年の穏やかな青年と結婚しました。青年と結婚する前に杏寿郎との事を全て話し嫌なら結婚を取りやめていいと伝えると、彼は「杏寿郎さんの分も、君を幸せにします。」と言ってくれました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおりんご(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます！挑戦してみます。とてもゆっくりの更新ですが、読んで頂けて嬉しいです。 (2020年11月6日 22時) (
レス) id: 8502751b8c (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あの、悲鳴嶼さんは書いてもらえませんか。 (2020年11月2日 21時) (レス) id: a5355ab53e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおりんご | 作成日時：2019年8月15日 1時
