第1話 ページ1
Aside
今、私は屋上にいる。
皆さんのご想像通り、今から好きな人に告白をするのだ。
私の好きな人は優しくて面白くてイケメンで色々な人からモテている人。
だから私には高嶺の花なのだ。
だけど、今日、告白をしようと思った。
なんで告白しようと思ったのかって？
それは...
明日が高校生活最後の文化祭だからだ。
最後の文化祭のときくらい彼氏が欲しいでしょ？
だから、告白しようと思う。
ー数分後ー
"ｶﾞﾁｬﾘ"と屋上の扉が開いた音がした。
そこにいたのは私が今から告白する相手。
彼の金髪は夕陽で照らされて輝いているように見えた。
ああ、私は目がおかしいらしいな笑
？？｢雨野、遅くなってごめんな。｣
A｢桐山くんこそこんな時間に呼び出しちゃってごめんね。｣
kr｢大丈夫。｣
どう切り出そう...。
考えているせいで、少しの間沈黙が続いてしまった。
kr｢ところで、話ってなに？｣
A｢あのさ...。｣
私はしっかり桐山くんを見る。
それに応えるように桐山くんも私をしっかり見る。
A｢私、桐山くんのことが好きなの...。だから、私と...。｣
kr｢その続きは俺に言わせて。俺、雨野のことが好きだ。だから、俺と付き合ってくれ。｣
ああ、両思いだったなんて嬉しい。
A｢はい！これからよろしくね。桐山くん。｣
kr｢よろしく。あ、きりやんって呼んでよ。｣
A｢わかった。きりやん、その代わり私のことはAって呼んでよ。｣
kr｢おう。A、これからもよろしくな。｣
お互いに頬を赤に染めている。
少し見つめあって私たちは視線を逸らしてしまった。
初恋が実ってよかった...。
kr｢じゃあ、一緒に帰ろうか。｣
こう言ってきりやんは私に手を差し出す。
A｢うん。｣
きりやんの手を取り私たちは屋上をあとにした。
ーーーーーーーーーーーーーー
第1話です。
ひとつの話が終わったら最後に〜Fin〜と付ける予定です。
第1話を読んで頂きありがとうございました。
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音夢衣 - 決まってます！笑 (2019年12月5日 22時) (
レス) id: 9ba3d8429d (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 落ちは決まってますか？ (2019年12月5日 18時) (レス) id: 3a96e070fe (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - おお！自分が思っていたのと違ってとっても面白かったです！ (2019年12月5日 18時) (レス) id: 3a96e070fe (このIDを非表示/違反報告)
音夢衣 - ありがとうございます！！！ (2019年12月4日 17時) (レス) id: 9ba3d8429d (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - でも、今の作品の1話みたんですが、この続きが気になります！更新待ってます!!!!! (2019年12月4日 16時) (レス) id: 3a96e070fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春輝 | 作成日時：2019年10月20日 5時
