めちゃんこ偉いところのお嬢様になってみた。 リンリンさんリクエスト ページ41
【カバネ】
ーー実は私、怪物達のトップにいる存在、、、の娘、、、なの。
「、、、、、トップにいる存在の娘、、、？」
カバネはよく分からないのか、驚いているのか分からない表情で私に尋ねた。
大抵の怪物ならそれを聞くと震え上がり、逃げ去っていくのだろう。
私は小刻みに震え、カバネの返事にこくんと頷く。
失望されるだろうか。私を避けるだろうか。
そんな事を考えているとポンッと頭に何かが乗った。
、、、カバネの手だ。
「俺にはそういうのにはよく分からない。
、、、けど、AはAだから気にしなくていいと思う。」
その言葉で溢れていた涙が止まらないのは不可抗力だ。
【シキ】
、、、いつも通りの日常を過ごし、いつも通り明日が来る。
、、、、そう思っていた。
、、、彼奴らに攫われるまでは。
彼奴らは怪物達のトップの娘なら高く売れると大喜びで、それを見た私は拳を握りしめた。
(私の情報ダダ漏れじゃない、、、！)
口封じとこれからの最悪な事態に備えて、自 殺しようと考えているとシキが、華麗な身のこなしで潜入し、敵をズタズタにした。
「、、、、、A。」
シキが私の安否確認をした後、いつもより低いトーンで私を呼んだ。
『、、、そっか、聞かれちゃったか。』
そう呟くと、シキは分かりやすく顔を歪めた。
「言っとくが俺は、！！
一生お前の元に居るからな！！」
「覚悟しとけ！」と得意気に笑うシキに呆気にとられていると、「さっさと帰るぞ！」と手を差し伸べた。
私は何処までお人好しなんだ。と呆れているが、内心は感謝の気持ちでいっぱいだ。
、、、ありがとう、シキ。
【アキラ】
ある真夜中。
私は皆が寝ていると判断すると、部屋の扉を開いて玄関口へ真っ直ぐに向かった。
ヒタ、、、ヒタ、と冷たい足音だけが辺りに鳴り響く。
やっと玄関口に着き、ドアノブに触ろうと手を伸ばしたその瞬間、後ろからガシッと二の腕を掴まれた。
私は咄嗟に振り向くと、アキラくんが真剣な顔で私を見つめていた。
「どこ行くの？Aちゃん。」
何時ものトーンで聞いてくるが、顔は悲しそうだ。
私は戸惑いつつも、全てを伝えた。
、、、私がトップの存在の娘だということ。
、、、私が今まで沢山の怪物から狙われ続けたこと。
気がつくと私は、、、、、泣いていた。
『私のせいで皆を傷つけたくない。
大切な人を失うのはもう嫌なの。』
私は腕を掴んでいる手を振り払った。
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紫織 - ごめんなさい間違って二回送りましたw (5月2日 6時) (
レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
紫織 - めちゃくちゃ好き…。あ、あと細かいこと言いますが、ミハイさんの一人称は『私』ですよ〜！ (5月2日 6時) (レス) @page6 id: 848ebe42bd (このIDを非表示/違反報告)
おたく - 感謝です (2021年4月13日 19時) (レス) id: 079add305b (このIDを非表示/違反報告)
也中川 治 - おたくさん» 了解です！リクエストありがとうございます！ですが、この小説は50話で埋まってしまって書けない状態なので、作者名をクリックして下さい！続編で書かせていただきますね(^ω^) (2021年4月13日 17時) (レス) id: c86b5ed4b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：無い！ 作成日時：2021年2月12日 7時
