【 158 】ゴチです ページ10
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潤くんが気絶していた雅紀を抱えて戻って来てからみんなで一緒に車へと戻る。
車に乗ろうとすると、助手席にいた和がバンッと出てきてみかちゃんの体をパシパシと調べる
翔「どうした？」
和「感覚鈍ってる？こんな子供を使った取引、自分が捕まらない為とはいえ大事なんだから監視するもんでしょ。
盗聴器とか発信機付いてたら面倒だし。家に連れて帰るんでしょ？」
「…うん」
和「なら余計にね。斗真たちにはどう誤魔化すよ」
みかちゃんと仲よさそうにしたり、
みかちゃんが帰る時泣いていた斗真さんがふと過る
「…いや、斗真さんととりあえず話そう。
そのさらに上の人たちに話すかどうかは斗真さんに決めてもらおう」
潤「賛成」
和「…了解。あいばかさんはどう？」
潤「頭を殴られたみたい。特に外傷は見られないけど内出血してないか一応病院連れて行こう」
翔「じゃあ途中で病院寄ろう。松潤任せていい？」
和「俺行くよ」
「…え、支えれる？」
和「相葉さん1人くらい支えれるわ！」
潤「ぷっ、はいはい笑」
和「あっ今馬鹿にしたな？俺の方が年上なのに！」
潤「2ヶ月だけでしょ」
和「でも年上っ！」
潤「はいはい、お兄ちゃんそんな怒らないで助手席に雅紀乗せといて」
和「うぐっちょっ、いきなり渡さないでよ！」
頭ポンポンされてるしヤイヤイ言ってる感じ確実に和の方が年下だけどね
翔「だな」
「ちょっと」
翔「え？…あ、もしかして今の言ってない？」
「言ってないから駅前のパフェゴチでーす」
翔「いやいや！今のはっきりし過ぎだって！俺悪くねぇ！」
「任務中以外で読んだら何か奢るって約束だったでしょ」
翔「はぁ……はいはい」
和「やったー」
翔「いやAだけだからな？！」
和「うわケチ〜」
「ケチ〜」
翔「うるせぇっ！ほら行くぞっ！」
潤「運転するの僕だけどね」
翔「ささ、行きましょう行きましょう」
と、振り返るとポカーーンとしているみかちゃん
「ん？どうしたの？」
み「やっぱり仲良いね、お姉ちゃんたち」
「あはは、そうかな？笑」
み「…あれ？なんでお姉ちゃんたちここにいるの？」
「……あー、まぁ。そう思うよね〜？(^ ^;)」
和「みかちゃんを迎えにきただけだよ」
み「…みかを？」
和「そう。《助けて》って、聞こえたから」
み「………そっか」
「ほら、乗ろっか」
和「なんか付いてた？」
「発信機が。もう潰してそこ」
和「ん。了解」
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作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2019年4月19日 8時
