【 163 】新しい任務 ページ15
・
そしてその翌日の昼、
奥さんの了承を得た！と斗真さんとみかちゃんが報告にまた帰ってきた
「そっか。…よかったねぇ」
み「うん！」
「……今までのね？お母さんとお父さんには会えなくなるけどいい？」
み「斗真お兄ちゃんがこれからお父さんになるんでしょ？」
斗「そうだよ」
み「なら、みか嬉しい！」
「そっか。ふふっ、よかった」
頭を撫でていると斗真さんの業務用の携帯が鳴りだしたから何か任務かと様子を伺うとEボタンを押すようにジェスチャーで伝えられる
これは1年くらい前から全員召集の時に使われるボタンで、押せばありとあらゆるところでちょっとした警報が響く
ものの5分程で全員が集まると
斗「外国人による飛行機ジャックが発生したそうです」
和「…？それは俺らの管轄外じゃね？」
斗「それが…それに乗っているVIPがお忍び、と言うか」
翔「ふーーん。公開できないようなお偉い様が乗ってるのね」
斗「はい。短時間で、より正確にかつ少人数での任務なので皆さんが召集されました。二宮さんと櫻井さんは今すぐ空港に向かってください」
和/翔「「了解」」
斗「3人は教習所へまず行って下さい」
雅「へ？教習所って…あの教習所？」
斗「はい。そこで、3人で話し合って訓練生2人を連れて空港へ向かい櫻井さんたちと合流して下さい」
潤「2人も追加するのか？」
斗「1人入れるよりもバディを組ませてやる方がまだ落ち着くでしょう」
「なるほどね。…誰にしよっか？笑」
雅「とか言ってだいたいの目星はついてるでしょ？」
潤「ってか3人共同じ意見な気もするけど」
雅「え？待って、まだ考えてない」
潤「早く〜」
「いや、車で移動しながらでいいでしょ笑」
潤「それもそうだな、じゃあ着替えて10分後玄関に集合な」
「はーい」
早着替えにも慣れてきたなーとか思いながら玄関で2人を待つ。
……いや、男子が女子より遅いって何？化粧でもしてるの？
あ、でも結構似合いそうだな。…今度やってみよ(潤:やめろ！)
み「あれ？Aお姉ちゃんどこ行くの？」
「んーちょっとお仕事してくるね」
み「そっかぁ」
「また帰ってきたら美味しいご飯食べよっか」
み「うん！」
「何がいい？唐揚げ好き？」
み「好き！」
「よーし笑」
するといきなりドンドンドンッ！と強く扉を叩く音
「はぁ……はーいはい、どなたですか〜？」
？「警察だ！袴田美香はいるか！」
「……警察？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2019年4月19日 8時
