【 162 】バァーカ ページ14
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バタンッ
和「何！？結婚！？」
翔「わぁっ！ニノは出てくんな！」
和「何それ、どういう事」
翔「知るかよ」
斗「今Aさんが櫻井さんにプロポーズしたところです」
和「はぁあっ？！！？」
雅「何それ何それどういう事ー！？」
和「ちょっ、相葉さん黙って！」
翔「お前も黙れ！！」
「あ、冗談なんで」
「「「「…………。」」」」
和「……なんだ、冗談か」
雅「ちぇーっ、冗談か〜」
バタン
と、白けてすぐ部屋に戻って行った2人とは反対に手すりを握って上半身前のめりのまま、
目を見開いて口が開きっぱなしの櫻井さんが怖い。
見た目はもちろんだけど
【お前マッジでふざけんなよ、冗談で俺の心臓潰す気かこの野郎、しかもなんちゅうタチの悪い冗談ついてくれてんじゃボォケェ！あ？本気で心臓潰しに来たのか？それとも俺は本気にしないとでも思ったか？だとしたらお前どんだけ…】
翔「っ、だああぁっ！！読むな！！」
「うわっ、ちょっとなんて所で切るのよ」
翔「知るか！」
「どんだけの先は何よ」
翔「言うかバーカ」
「ねぇ、なんなのよ」
翔「バーカ」
「あぁん？」
翔「つーかなんで結婚っていうワードが出てきた訳？」
そう聞きながら降りてくる翔さん
…どう説明しよう
翔「あ、分かりやすく簡潔に言えよ」
「んー、みかちゃん関連」
翔「うん、端折りすぎ。斗真」
斗「はいはい。
みかちゃんを養子に迎えるとして、普通養子縁組みでは実親との関係が法律上繋がったままになってしまうので特別養子縁組みをしたい。
けれど特別な場合、独身の方は出来ないので結婚しなければ…の、タイミングで出てきたのが」
翔「俺か。うん、俺のタイミングが悪かったんだな」
「うん」
翔「うんじゃねぇよ、ここにちょうど良い奴いるじゃん」
「ちょうど良い奴？」
翔「ほら」
と、当たり前のように斗真さんを指す
「いやいやいや、奥さんの同意は…得やすいか、翔さんの妹さんなんでしたっけ？」
翔「あぁ、なぁ？」
斗「まぁそうですけど……ほら、うちの娘も今3歳ですし」
翔「じゃあちょうどいいだろ、みかちゃん女の子だし年も離れすぎてないし
…それに、何より斗真もみかちゃんの事可愛がってるだろ」
斗「まぁ…聞いてみます」
「よろしくお願いします」
斗「ん。」
ガチャ
み「斗真お兄ちゃん、」
斗「…みかちゃん。少しだけ俺と一緒に俺の家に遊びに行こっか」
み「うん！」
翔/貴「「いってらっしゃい」」
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作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2019年4月19日 8時
