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サ「また気にしてるのー?」




サ「大人になったら嫌でも似てくるって。



それに、名前の顔になれるなら



私、破産してもいいよ?」




「だって、気になるんだもん。


てか破産?!」



サ「それくらいのリスクを背負ってもなりたい顔ってこと!!


可愛すぎるよ。うちが女子校なの勿体ない!」




「はいはい。ありがとう。」



サ「もう!本気で言ってるんだからね?!」




「いいから、早く準備しないと、先生に怒られるよ?」



私は中学1年生から、全寮制の学校に入学した。


ルームメイトのサミは


私の1番の親友だ。



中高一貫のため、特に受験もないので


中学3年生の冬休みだが実家に帰ることができる。



サ「クリスマスくらい彼氏と過ごしたかったなぁ。」


「そう?私は家族と過ごせるの楽しみだよ。」



サ「名前の家は仲良いもんね〜。


イケメンのお兄さんもいるし。」


「龍ちゃん?!

確かに優しいけど、


急に叫び出したり、なかなか変人よ?」



サ「その奇行をカバーできる顔面だよ!?


紹介してね!」


「えー!!」

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作者名:榛遥 | 作成日時:2021年12月22日 0時

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