今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:56,070 hit
小｜中｜大
37 ページ37
私は、相変わらず、颯ちゃんと尚大といて
近い存在ではあった。
だけど、心は湧の近くにあったんだと思う。
学校では宇佐美さんの目があるから、クラスメイトの関係だったけど、
夜中に電話したり
受験勉強の合間に星を見に行ったりした。
湧とは何も話さなくても居心地が良かった。
でも、湧だけには、弱みを見せることが出来た。
私は隣の県にある大学を志望し、颯ちゃんも同じ大学を目指す。
颯ちゃんは理系だから学科は違うけど。
湧は、、
ここに残って家を手伝うらしい。
この街も高齢化が進んでいるから、車で食べ物を届けるサービスを始める。
誕生日が来たら免許を取ると意気込んでいた。
湧らしい、、優しくて、弱い人の気持ちがわかるんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：榛遥 | 作成日時：2021年11月13日 21時
