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『 えっと.. 』



ホソクさんの言葉に、なんと答えていいか分からずシヒョクさんの方を見るとニッコリと笑顔で頷いてくれた。



 『 私はここがいいです。...皆さんにご迷惑をおかけするかもしれませんが... 』


YG「 ん。じゃあ、あそこの部屋使え。鍵も付けよう。」


 『 え、...いいんですか?』


YG「 お前が言ったんだろ?」



そう言ってナムジュンさんに片付けるよう指示を出すユンギさん。自分で言い出した事だけど、あまりにもスムーズに進むので呆然としていると



HS「 ね、言ったでしょ?ユンギヒョンは優しいから。」



横からニョキっと顔を出して、満面の笑みを浮かべるホソクさん。無言で頷くと、私の頭をポンポンと撫でてユンギさんとナムジュンさんの方へ行ってしまった。



PD「 上手くやれそうだね。」


 『 シヒョクさん。ごめんなさい。家においでって言ってくださってたのに。』


PD「 いいんだよ。君がしたい事をすればいいんだから。」


 『 ありがとうございます。...私頑張ります。シヒョクさんに恩返し出来るように一生懸命頑張ります。』


PD「 ん。楽しみにしているね。」



そう言ってシヒョクさんはホソクさん同様、私の頭を撫でてから、片付けているのか、遊んでいるのか分からない3人に向かって「 そろそろ帰るよ 」と声をかけた。



PD「 じゃあ、Aの事よろしくね。Aは明日の朝、僕の所に来てくれる? 」


 『 あ、はい!分かりました。』


NM「 お気をつけて。」



シヒョクさんを見送った後、初日だという事でユンギさんがピザとチキンを頼んでくれて、テンションが上がったナムジュンさんとホソクさんがお菓子をパーティー開けして机に並べる。


NM「 さ、食べましょう。お腹空きました。」


HS「 はいA、いっぱい食べな? 」


 『 ありがとうございます、ホソクさん。ユンギさんも食べましょう? 』


YG「 おう。...そのユンギさんってのはいつまで続くんだ?」


 『 え? 』


NM「 あ、確かに。A、オッパでいいよ。」


 『 ...ユンギオッパ、ホソギオッパ、ナムジュニオッパ? 』


HS「 おぉ〜!A キヨウォ〜!」



ひとりっ子だった私は初めてのオッパ呼び。横からホソギオッパに頬を指で突かれて余計に恥ずかしい。顔を真っ赤にして俯くと、それはそれでオッパ達は盛り上がっていた。

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作者名:eve | 作成日時:2022年12月6日 19時

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