2 ページ44
正直言うと、ダイエットに関してホソギオッパをはじめ、メンバーからの信用はゼロ。けどここで引くわけにはいかない。私痩せないといけないから!
『お願いオッパ!ご飯ちゃんと食べるし、運動もしっかりするし、絶対無理しないから!』
HS「前もそう言ってたよ」
『…ユンギオッパぁ』
YG「…まぁホソガ、あれだ。Aも懲りてるし、前回と同じ様な事にはならないって」
HS「ご飯抜こうとしてましたけど」
何してんだ数分前の自分。せっかくフォローしてくれたユンギオッパにもジっと軽く睨まれた。
NM「ホソガ、お前の言いたい事もよく分かるし、100%Aの自業自得でこうなってるし、Aを庇う気は更々ないんだけどさ」
あぁ、ナムジュニオッパ…その通り過ぎて返す言葉がないよ
NM「もう一回チャンスをあげてやってよ。今回はAがダイエットする事全員把握してるし、マネヒョンにも気にかけてもらえる様にしよう。
運動もジョングギや僕が付いてれば、一人で無茶やる事もないだろ?」
JK「任せてください、ホビヒョン!僕がしっかり監視します!」
JN「お前が言うとちょっと怖いな」
TH「ヒョン。僕がついてるから大丈夫ですよ」
JM「わぁ、すごい心配なんだけど?」
HS「…皆Aに甘すぎない?」
そう言ってため息を一つついたホソギオッパは私の前まで来ると、両手で私の頬をムニっとつまんだ。
HS「別に意地悪したいわけじゃないよ?前みたいにご飯も食べれない、日に日にやつれてくAを見たくないんだ」
『ふぁい』
オッパがほっぺ引っ張るから変な声出た。間抜けであろう私の顔を見て、肩を震わせて静かに笑ってるジョングギは、後で、絶ッ対に、引っ叩く。
HS「ご飯は三食しっかり食べること、運動もしっかりすること。絶対に無茶しないって約束出来る?」
声を出すと笑われるから代わりにこれでもかと頷いて、オッパの前に小指を差し出した。オッパはいつもみたいにニッコリ笑って指を絡めてくれて、仕上げに私の頭を撫でた。
JM「なんだかんだ言ってホビヒョンも甘いですよね〜」
HS「甘いのは自覚済みだよ。でも甘いだけじゃ、何かあった時Aを守れないから。厳しくするところはしないと」
TH「ホビヒョン本当かっこいい」
JN「…ヒョンだって言えるんだけど?」
YG「ほら、ヒョンは背中で語るタイプじゃないですか」
オッパ達がそんな話をしてるとは知らず、ホソギオッパから解放された私は、ナムジュニオッパの注意をBGMに、赤ちゃんみたいにケラケラ笑うジョングギを追いかけ回していた。
461人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:eve | 作成日時:2022年12月6日 19時