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正直言うと、ダイエットに関してホソギオッパをはじめ、メンバーからの信用はゼロ。けどここで引くわけにはいかない。私痩せないといけないから!



 『お願いオッパ!ご飯ちゃんと食べるし、運動もしっかりするし、絶対無理しないから!』


HS「前もそう言ってたよ」


 『…ユンギオッパぁ』


YG「…まぁホソガ、あれだ。Aも懲りてるし、前回と同じ様な事にはならないって」


HS「ご飯抜こうとしてましたけど」



何してんだ数分前の自分。せっかくフォローしてくれたユンギオッパにもジっと軽く睨まれた。



NM「ホソガ、お前の言いたい事もよく分かるし、100%Aの自業自得でこうなってるし、Aを庇う気は更々ないんだけどさ」



あぁ、ナムジュニオッパ…その通り過ぎて返す言葉がないよ



NM「もう一回チャンスをあげてやってよ。今回はAがダイエットする事全員把握してるし、マネヒョンにも気にかけてもらえる様にしよう。

  運動もジョングギや僕が付いてれば、一人で無茶やる事もないだろ?」


JK「任せてください、ホビヒョン!僕がしっかり監視します!」


JN「お前が言うとちょっと怖いな」


TH「ヒョン。僕がついてるから大丈夫ですよ」


JM「わぁ、すごい心配なんだけど?」


HS「…皆Aに甘すぎない?」



そう言ってため息を一つついたホソギオッパは私の前まで来ると、両手で私の頬をムニっとつまんだ。



HS「別に意地悪したいわけじゃないよ?前みたいにご飯も食べれない、日に日にやつれてくAを見たくないんだ」


 『ふぁい』



オッパがほっぺ引っ張るから変な声出た。間抜けであろう私の顔を見て、肩を震わせて静かに笑ってるジョングギは、後で、絶ッ対に、引っ叩く。



HS「ご飯は三食しっかり食べること、運動もしっかりすること。絶対に無茶しないって約束出来る?」



声を出すと笑われるから代わりにこれでもかと頷いて、オッパの前に小指を差し出した。オッパはいつもみたいにニッコリ笑って指を絡めてくれて、仕上げに私の頭を撫でた。



JM「なんだかんだ言ってホビヒョンも甘いですよね〜」


HS「甘いのは自覚済みだよ。でも甘いだけじゃ、何かあった時Aを守れないから。厳しくするところはしないと」


TH「ホビヒョン本当かっこいい」


JN「…ヒョンだって言えるんだけど?」


YG「ほら、ヒョンは背中で語るタイプじゃないですか」



オッパ達がそんな話をしてるとは知らず、ホソギオッパから解放された私は、ナムジュニオッパの注意をBGMに、赤ちゃんみたいにケラケラ笑うジョングギを追いかけ回していた。

3→←ミッション:誘惑に勝て



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作者名:eve | 作成日時:2022年12月6日 19時

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