IDOL【 BTS 】 (ページ33)

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あの時私を救い上げてくれたオッパ達とジョングギのおかげで、私はこうしてバンタンの一員として活動が出来て、楽しい毎日を過ごせている。

　『そんな怖い顔しないでよ(笑)』

JK「 Aが変な事言うからじゃん。」

　『変じゃないよ。このグループに入れてよかったなって思ってたの。』

JK「 ...Aは後悔してない？グループに入った事。」

　『え？なんで？』

JK「 ...僕がAと一緒にいたくて、パンPDにもAにも我儘言っちゃったけど、Aには別の道もあったよなって思って... 」

　『んー、...確かに別の道もあったかも。でもねジョングガ。私はジョングギのおかげで今とっても幸せだし、奇跡のような毎日を過ごしてるよ。

　 1人でいる事を選んだ方が後悔してたと思う。』

JK「 ...そっか」

　『ふふ、そうだよ。よし、ご飯食べよ！』

JK「ん、食べよう。僕あれ食べたい、ホットドッグ。」

数年経った今でも泣き虫なのは変わりない。少し目を潤ませながらも嬉しそうに笑うジョングギの手を引いて、オッパ達のところへ向かう。

　『私とジョングギの分残ってますか〜？』

YG「ほら、取っておいたから。」

　『わぁ、オッパありがとう！』

HS「あれ？ジョングガ泣いたの？」

　『昔を思い出してウルウルしちゃったんだよね〜？』

JK「違うし、泣いてないし」

JM「お目目が赤いよジョングガ〜」

JK「違うってば！」

NM「ははっ！そうだな、泣いてないもんな。」

TH「何を思い出したら泣いちゃうのさ〜」

JK「だから泣いてないの！」

　『ほら、デビューする時色々あったじゃないですか。その話してました』

JN「あぁ、あの時の。今では笑い話だけど、皆必死だったから(笑)」

HS「あの時のヒョンはカッコよかったな〜」

NM「ドラマ観てる気分だったよな」

JN「ちょっと！ヒョンはいつもカッコいいでしょ！」

JM「ユンギヒョンも珍しく熱くなってましたよね」

YG「 ...覚えてねぇ」

TH「ヒョン〜、素直じゃないんだからぁ」

楽しそうに笑って戯れあう皆にスマホを向けて、写真を撮る。私だけの家族写真だ。来年も誰1人かける事なく、この写真が撮れますように。

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TH「お、Aの待ち受け変わってる〜」

JK「この前のですね。オフショットだ」

JM「 A 僕らの事大好きじゃん」