IDOL【 BTS 】 (ページ18)

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それからまた一緒にストレッチして、一緒に練習をして。確実に以前よりAと一緒に居る時間が増えていた。

時にはテヒョンイと3人で。時にはヒョン達も一緒に。Aのおかげでヒョン達との距離も近くなって、充実した毎日を過ごしていた。

そんな中、嬉しい出来事があって、

　「いいね、ジミナ。さっきのところ凄くよかったよ〜。

　また上手になったんじゃない？」

JM「〜ッ！ありがとうございます！」

振付師の先生にダンスを褒めてもらえたのだ。たくさん悩んで、朝まで練習して、それでも納得いかなかった自分のダンス。Aと練習しながら僕もたくさん刺激をもらって、僕らしいダンスをしようと切り替える事が出来た。

僕が悩んでいた事をヒョン達も知っていたから、皆集まって来てわしゃわしゃと頭を撫でられる。揉みくちゃにされている隙間から、誇らしげにするAが見えた。

NM「 A、嬉しそうだね」

　『そりゃあ、もう。さっき先生が話してる時、ジミニオッパは凄いんだ！もっと見て！って言いたくて言いたくて。』

NM「ふふ、ジミナはAの自慢のオッパだ。」

　『ジミニオッパだけじゃないですよ？私のオッパは皆凄いんです！』

興奮した様子で得意げに言うA。ヒョン達は可愛い妹の言葉を聞いて嬉しかったのか、今度はAが揉みくちゃにされ始めた。

顔を真っ赤にして助けを求めるAの腕を引いて、輪の中から救出すると、乱れた髪を整えてやる。

JM「 Aありがとう。Aのおかげだよ。」

　『？私何にもしてないです。』

JM「ううん。さっき先生に褒められたのも、ヒョン達と仲良くなれたのも、Aのおかげ。」

　『んー、ジミニオッパが頑張ったからですよ。オッパ達とは私が居なくても仲良くなってたと思います、ジミニオッパの人柄です。』

きっと、何を言ってもこの子は受け入れてくれない。そういう子なのだ。

僕の事なのに、自分の事のように誇らしげで、周りにドヤ顔を見せる妹が可愛くてしょうがない。

JM「さ、A。今日もやるよ〜」

　『ゔっ...はーい』

TH「僕も手伝う〜！」

この子の自慢のオッパで居続けられるように、憧れの存在で居続けられるように。僕も頑張らないとね。

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HS「 ...ユンギヒョン。Aがね、ジミニの方が良いって言ったんです。...娘が離れていくってこんな感じなんですかね... 」

YG「お前はAのなんなの？」