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ホソガは折れる気ないようだし、Aも膝を抱えて小さくなってしまった。
...なんだこの気まずい状況。
JN「 A、無理に話さなくていいよ。ただ、僕がAの事を怒らせちゃったなら謝りたいんだ。
Aと仲良くなりたくて、いっぱい話しかけちゃったから、僕が知らない間に何かしちゃったのかもしれない。もしそうなら、ごめんね？ 」
『 ...いです。 』
JN「 え？ごめん、もう一回 」
『 ...ソクジンさんは何も悪くないです。』
HS「 じゃあ、どうして避けてるの？ 」
ホソガが問いかけるとAは何故か恥ずかしそうに顔を赤くして腕に顔を埋めた。
『 アッパが言ったんです。
...顔の良い男には気を付けろって。』
JN.HS「「 は？ 」」
思わずホソガと2人声が漏れる。Aが言っている意味が理解出来なくて、詳しく話を聞くとこうらしい。
Aは小さい頃から「 顔の良い男は要注意だ 」「 極力2人きりにならないように 」「 甘い言葉に騙されるな 」とアッパから言われていたらしく、それを律儀に守っていたと。
...うん、しっかり守ってた。今までのAの様子を思い返して全て繋がった。
JN「 そうだったんだ... 」
『 ...ごめんなさい 』
JN「 アニ、大丈夫だよ。Aは僕の顔が良いって思ってくれたって事でしょ？嫌われたのかと思ってたけど、理由を聞いて安心したよ。
僕はAを騙したい訳じゃなくて、ユンギ達みたいに、Aの頼れるオッパになりたいんだ。
だから、これからは仲良くしてくれると嬉しいな。」
『 ありがと、..ソクジニオッパ 』
JN「 アヒャヒャ！うん、どういたしまして 」
HS「 よし！一件落着だね！ 」
一時はどうなるかと思ったけど、娘を思う愛が故だと思えば。ちょっとやりすぎな気もするけど...
『 ねぇオッパ、この間話しかけてきた男の人とも話し合った方がいいかな？無視しちゃったんだけど... 』
JN「 ヤー！それは無視でいいんだよ！オッパと知らない人一緒にしないで！ 」
この純粋無垢な可愛い妹に、親バカならぬ兄バカが爆発するまであと少し。
ーーーーー
NM「 ...僕達最初から懐かれてませんでした？ 」
YG「 やめろ、考えるな。ジニヒョンが規格外なんだよ 」
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作者名：eve | 作成日時：2022年12月6日 19時
