隣部屋の年下男子【佐々木大光】 (ページ7)

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買い物を終え帰宅。

牛タンにネギ乗せて食べるのが大好きなので今日は沢山牛タンを買った。

牛タン用のねぎ塩を作り、レモンを切り、サンチュを洗って辛味噌を作り……

元から食べることが大好きで色々作ってしまうけど、今日は来客がいるので更に準備が捗る。

この前買った煙の出にくいホットプレートをやっと使えるしウキウキだ。

ピンポーン

佐々木「こんばんはー、お邪魔します」

佐々木「色々も持ってきたんでもし良ければ！」

そう言ってパンパンの袋を差し出された。

中には韓国のりやポテチ、黒烏龍茶などが入っていた。

「わー！お気遣いありがとうございます」

めちゃくちゃ気が利く人なんだな……

リビングに案内し

「佐々木さん、何飲みます？まずはビールですか？」

私はあまりビールは飲まないけど、友達が置いてったものがあった。

佐々木「あっすいません、今月末20歳になるんでギリ！なのでお茶いただければ！」

ゑ……？

10代なの？？？？？？？？？？

え……

私19歳の男の子を焼肉に誘ったの？？？？

5個も下なんですけど？？？？？？？？？？

でも今月20歳なら、大丈夫…大丈夫……

と自分に言い聞かせてお茶を出す。

「あの、すいません……10代なんて知らずに……」

佐々木「全然大丈夫ですよ、老けてるんで小学生のときからオジサンでしたし……」

思わず笑ってしまった

「てっきり自分と同じくらいかと勝手に思ってました」

佐々木「え、浦川さんはおいくつなんですか」

「24です、今年で25になります……」

佐々木「え、見えないです！！！自分も同じくらいかと思ってました、いや、幼いとかじゃなくて！」

必死なフォロー(？)をしてくれる。

「嬉しいです、じゃあ私もお茶にしますね」

佐々木「すいません気を使ってもらって」

かんぱーいとお茶で焼肉がスタート。

佐々木「え、このねぎ塩作ったんですか？！ウッマ！」

「切って混ぜるだけなんで簡単ですよ、牛タンのためならねぎ塩は必須です」

佐々木「牛タンはやっぱりレモンとネギですよね、ウマ！！！」

佐々木さんも食べることが大好きなんだな、と伝わる食べっぷり。

久々に人にご飯を振る舞ったのですごく楽しい。

「白米もまだあるので遠慮せず食べてください」

佐々木さんは結局ご飯を3杯も食べた。