六龍【ars】 (ページ9)

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【 9 】経歴ページ9

なんか、顔綺麗だしすぐ顔とか覚えられそう…

って松本さんを見てると

翔「そりゃ、気配を消すことが出来るのがプロだからね？」

とすぐ耳元で囁いて来る

「分かりましたから。近いしいちいち私の心読まないでください」

翔「なんでだろうねー？君の声はよく聞こえる」

にっこー！じゃないよ、この無駄美人が！

翔「誰が無駄美人だ！」

斗「櫻井さん聞いてます～？」
翔「聞いてまーす！」

うけけっ、注意されてやんのー

翔「うわっ、こいつ性格悪いよっ！」

「えぇ、何もしてないし言ってないのにですか…？」

そんなぁ…って顔をして櫻井さんを見上げると『あ"ぁん？！』みたいな顔で睨まれる

心読むあんたが悪いんだっての。

斗「はいはい、そこ見つめ合ってイチャイチャしないで」

翔「してねぇ！」
「してません」

斗「で、松尾さんですが…どこから言えばいいのかなぁ…」

和「何。SATでも十分なのに他にもなんかあんの？」

潤「ってか女性初の隊員なんだからそれまでの功績が凄いんでしょ？」

「そこまで凄くないですけどね。アメリカで色々してたってぐらいで」

斗「うん、そこね。アメリカでの色々が凄いのよ。そこ省かないで？」

雅「あははっ、なんでオネェ～～？笑」

……まぁ、ザッと説明致しますと。

私が5歳の時に父が企業で功績を挙げたため、アメリカ本社で働くことになって日本を発って。

私はなんだか物覚えが良いようで、飛び級で14歳で大学に入学。17歳で卒業出来た。

けれど、その年にまぁ…色々あって。

アメリカにある、HRTと称される特殊部隊に入るために色んな種類の訓練をこなし、
21歳から25歳までの4年間そこに所属したんです。

…あ、ちなみにHRTってのは対テロ特殊部隊なんです。

で、25歳から28歳までの3年間はFBI(連邦捜査局)に所属。

除隊した私は久し振りに日本へ帰って来て、半年間ふらふらーとかして、
去年の夏頃からSATへ入りました。

……で、今(2011年4月現在)に至りますね。はい。

とか、長い説明を終えると一歩下がるみんな。

「え、なんで下がるんですか」

和「HRT！？FBI？！ってかあんた何歳っ？？！」

雅「俺、FBIってドラマでよく見る！ドラマの人？」

潤「いや、経歴凄すぎて…」

翔「ってかガチで今何歳？」

「29ですけど？」

智「マジか、21かと思ってた」

「あぁ、だから女の子……」