六龍【ars】 (ページ50)

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【 49 】任務、完了！ページ50

少しさっきまでいた所より下に下がったであろう所は…

「ちょっと、だから変な所触らないでくださいって！」

潤「狭すぎるんだから仕方ねぇだろ！」

「まぁ…で、ここどこでしょう？」

潤「知るかよ、…つーか、俺らこういうトラップ系に掛かりやすすぎねぇ？笑」

「…確かに。出口ありそうですか？」

潤「んー…お？なんかスイッチ」

「あ、むやみに押さなカチッ
潤「あ、押しちまった(*´∀｀*)」

ガガガガガガッ

「あー、もう…嫌な予感しかしない…」

潤「どうする？どうする？また落ちるかな？押しつぶされっかな」

「ヒリヒリすんなっ！」

潤「え、言葉荒いな？！笑笑」

ガコンッ

潤「うわぁぁぁぁあっ！！！！」
「また落ちるのかぁぁあっ！！」

狭い部屋から落とされた、と思って受け身を取る体制に入るとギュッと潤さんが私を包み込む

「なにをっ」

なんて、気にしているうちにどこかへたどり着いた…と、思っていたら

翔「お前ら、なに抱き合ってんだ？」

潤/貴「「え？」」

周囲を見渡すと櫻井さんと二宮さんが覗き込んでて、離れた場所には警察かなにかの部隊が待機してる

ってか、抱き合ってる？

翔「いま、抱き合ってんじゃねーか。いつまでそのままでいる気だよ」

潤「あ、悪ぃ。怪我は？」

「え、あ、大丈夫…です。潤さんは？」

潤「俺も大丈夫」

潤/貴「「………。」」

和「まぁなにがあったかはまた聞くとして。敵は？」

「一階の応接間に1人、二階の…えっとね、左の階段上がって端から2番目の部屋に1人。
その二階の部屋にはトラップあるから気をつけて」

和「りょーかい」

翔「立てるか？」

「はい」

と、立った瞬間背中から櫻井さんの腕が回る

「っ？！」

翔「動くな」

ギュッと、腰あたりに櫻井さんが来ていたジャケットを巻かれ、両肩を掴まれて櫻井さんの方へ向かされる

翔「ん、これなら大丈夫だな」

「………うぶですねぇ」

翔「違うっつってんだろーが！…離れた所に待機してた隊員たちの心を読み上げましょうか？」

「…あぁ、なるほど。でもこんな事したらシワになりますよ」

翔「別に俺のじゃねぇし。松潤大丈夫か？」

潤「え！あ、うん。大丈夫」

翔「とりあえず初任務は完了だな。さっさと帰ろうぜ」

「最終的に確保した人数は？」

和「5人」

「え、5人？」

和「A達が帰ろうとした時に相葉さんが1人捕まえたんだよ」