六龍【ars】 (ページ38)

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【 37 】ドレスアップページ38

6時間前－－－－

雅「どうどう？！」

「…似合うんじゃないですか？」

雅「イェーイ！大ちゃん！Aちゃんにめっちゃかっこいいー！って褒められた～」

智「え、ずりぃ。俺は？」

いや、そんなこと一言も言ってませんが？！
っていうかなんでこの人らこんなにワクワク…っていうか、任務を楽しんでるわけ？

…ま、この人たちに通常の常識を重ねても無駄か。

「……かっこいいですよ」

智「俺も言ってもらったもんねー笑」

雅「……俺にもかっこいいって言ってよー！」

智「え？言ってもらったんじゃねーの？」

「じゃ、準備あるんで行ってきます」

雅「あ！Aちゃーん……泣」

智「よくわかんないけど、ドンマイ？」

和「…何やってんだよお前らは笑」

月日はあっという間に流れ、今日は任務当日。

1時間後には社長が到着。
その30分後にはパーティーが始まる…と、いうわけでそれぞれの衣装に着替える

パーティーは約3時間の予定。

…って、長すぎるわ！！3時間も何するのさ！って感じだけど、お偉いさん同士ビジネスだとかの話をしてるとあっという間なのかねぇ…

普段、肩につくほどの長さのストレートヘアをクルクル巻いてもらって。
なんかそれだけでも結構テンションは上がる笑

どうせ汗をかけばドロドロに落ちてしまうからと化粧も普段眉毛しか描いてなかったからか、
がっちりプロにしてもらったフルメイクの自分を見ると流石に…誰だこりゃ、だな笑

紺…いや、紫に近いその色のドレスを身に纏うと……思っていたよりも肌の露出が多いなぁ
(上は、イメージ紅白時の一番最初の有村さんの鎖骨辺りと背中がザックリ開いてるような物)

ま、足が隠れてるからいっか。

装飾品も付けてもらい、いざという時走りやすいようにとさほど高くないヒールを履く

ス「お綺麗ですね…普段化粧しないんですか？」

「そう…ですね笑。別人みたいにしてくださってありがとうございます笑」

ス「いえいえ！」

コンコンコン
斗「失礼しま…うお、まじか」

「生田さん。なんか、お久しぶりですね」

斗「あ、はい。そう…ですね」

「…何か、ありましたか？」

斗「あ？え？……あー！いえ、笑。Aさんが遅いとみなさん仰っていたので様子を見に…」

「そうだったんですね。じゃあ行きましょうか？」

斗「あ、もう準備はいいんですか？」

「はい。先ほど終わりましたので」

斗「じゃあ…行きますか」