六龍【ars】 (ページ30)

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【 29 】恋愛？ページ30

翌日、何やら太い資料を抱えてやってきた生田さん

「…お久しぶりです」

斗「お久です。まぁ、昨日テレビ電話したのであまり久しぶり感はないですけどね笑」

「それもそうですね」

斗「そういえば結局、Aさんのパートナーはどうなったんですか？」

「松本さんになりました」

斗「なるほど。私の予想では逆でしたけどねー」

「…櫻井さんがなると思ってたんですか？」

斗「と、言うよりはAさんが櫻井さんを選ぶかなぁと」

「え？私が？」

斗「やっぱり、一番言葉が崩れてる…と言うか、仲良さそうですし」

「んー…まぁ…確かに話しやすいですけどねぇ」

斗「1ヶ月経ちましたけど、そういうのはないんですか？」

ニヤッと悪戯っ子のような笑顔を向けてくる生田さん。

…ってか、そういうのってなに？

「そういうの…とは？」

斗「れ・ん・あ・い♡ですよ～～」

「ないですね」

斗「うはぁ、即答ですか？なんかこう…キュンッとかは？イケメンばかりですし」

「キュン…ですか」

とりあえずみんな距離が近いから、顔が近くにあればやっぱりドキッとはするけど…

恋愛？
そんなもの、学生の頃以来してないからなぁ

斗「誰になら抱きしめられたい、とか」

「抱きしめられたいっ？？」

そんなのいないいない…
まず、そんなシチュエーション想像できないし

翔「んだよ、面白くないなぁ…」

「覗く気満々ですか」

翔「当たり前だろーが」

「もし、私が誰かを思い浮かべていれば？」

翔「観察して、邪魔する」

「最っ低」

翔「へーんだ！」

斗「…仲良いっすね。他の皆さんは？」

「松本さんと大野さんは今トレーニング中です。二宮さんは…部屋じゃないですか？相葉さんは多分中庭です」

斗「呼んで来てもらってもいいですか？」

「了解です。櫻井さん二宮さんと相葉さんお願いしますね」

と言って駆け出す
…後ろから「お前、ニノ押し付けやがったなー！」とか叫んでる櫻井さん

ゲーム中の二宮さんの邪魔をするとひたすら嫌味言われてイタズラされてってまぁ…大変な目にあうからなー苦笑

悪いね、櫻井さんよ

翔「覚えてろよー！！」