【 26 】役割 ページ27
和「なんか…気難しそうな人だね？」
斗『まぁ、そうですね。対応は少し大変かもですけど』
翔「…で？俺らの役割は？どうやって潜入してどうその社長を守るの？」
斗『はい。相葉さん、大野さんはそのパーティー会場のウエイターをお願いします。
櫻井さんか松本さんはどちらかが来賓客、その一方が秘書。Aさんはそのパートナーとしてパーティーに参加する形で』
和「こら、俺は？」
斗『全体の様子を監視お願いします。全員に周囲にはバレないように加工されているインカムをお渡ししますので、そこから指令してください』
和「ふーん…了解。どーせならパーティーの雰囲気も味わいたかったんだけどねぇ」
雅「おれウエイターだよ？良いじゃん司令塔！かっこいいし！……でさ、インカムって？」
「無線です。ほら、刑事ドラマとかSPが出てくるドラマで耳につけて会話してたりしていたでしょう？」
雅「あー、あれね！おっけいおっけい」
智「だから、顔近いって。俺間にいるのになんでそんな近くなんの。ってか俺に聞けばいいじゃん」
雅「だってAちゃんってなんでも知ってそうだし！」
智「……俺だってインカム知ってるし…」
「仕事で使うことあったりしたんですか？」
智「ニノと仕事する時は使ってたよ。ニノの指示は動きやすいからいいよ」
和「おっさんもっと俺のこと褒めとけ？」
智「わー、ニノすごーい」
和「……晩飯抜きな」
智「ええっ！なんで！拗ねんなよニノ〜」
とか言って二宮さんのそばに行ってイチャイチャし始める2人。
微笑ましいなぁ…って思ってふと他の3人を見るとみんなも微笑みながら2人を見守ってる。
なんだこの空間、平和か。
斗『……いや、あのみなさん。仲良くなったのは良いですけどホンワカしすぎですよ？ミッション理解できました？』
翔「ある程度はね。…どうする？どっちが社長やる？」
潤「んー……Aはどっちが良い？腕組みたいのどっち？」
「ええぇ？なんですかその選ばせ方。どっちでも良いですよ」
翔「うわ、俺らに全然興味ないって」
潤「寂しいねぇ」
翔「こんなイケメンなのに」
潤「それ自分で言うの？笑」
「…でも、強いて言うなら櫻井さんが秘書の方がいいんじゃないですか？」
翔「……………ん？何？俺振られた？」
潤「翔さんより俺の方がいいってさ」
翔「くっそー！」
「いや、そうじゃなくって…」
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作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2017年12月12日 0時
