○王子 ページ25
「笠原さん？笑」
郁「…なに」
「顔どうした？」
郁「みなまで聞くなー！」
とか言ってスタコラ走り去って行く。…けど、追いつけるんだな、これが
「ねぇねぇねぇ」
郁「うるさいしこの全力で走ってるのに余裕で追いついてくるのキモい！」
「うっわ、ひっど。傷つくわー」
郁「ヘラヘラしすぎ」
「てへぺろんちょ」
郁「可愛くないわ」
光「お前よりかは可愛いわ」
「ちょっ、光のキャラが見失うこと言わないで？読者さんたちが、おっ？どうした手塚？ってなるから」
光「読者さんってなんだよ」
「そこは察しなさいな」
「「………。」」
一瞬、チラッと郁を見てからムスーとしつつまた作業に戻っていく光
郁も、そんな光の背中を睨みながら作業に戻って行く
頑固だなぁ…2人とも。
笑えるくらい似た者同士なのに。同族嫌悪？
涼「なかなかあの2人距離縮まらないねぇ」
「だねぇ」
涼「まぁ、僕としてはあんま近づいて欲しくもないけど」
「あ、やっぱりそう？」
涼「そうって、何が？」
「好きなんでしょ？郁のこと」
涼「え？うん」
ドサドサドサッガシャンッ！
？「いって…」
すごい物音がすると思って反対側の棚に行くと本を拾い集めてる堂上教官
…ほほーう。
「きょ・お・かん？」
篤「気持ちの悪い声を出してくんなバカ」
「うおぉ、酷いな」
篤「お前ら仕事しろ」
「してますよ。ってか私はこれから昼休憩に入るんですぅ〜」
篤「……ちっ」
あ、今舌打ちしやがった
「…と、いうか。あんな事で動揺してちゃダメですよ」
篤「あ？」
「木寺くんよりも早く、手に入れないとですね？」
篤「バカ、いや阿呆は近寄ってくんな」
しっしっ！と手で払われる。
ぜぇったい後から後悔すんのは教官なのにねぇ
「でも、王子はいつかは姫を迎えに行かないと。ねぇ？」
篤「なっ！」
とか赤くなって周囲をキョロキョロ見てる。ワタワタしてて面白い笑笑
篤「お前…なぁ、」
「私がそれを知っているのはもう分かっていたでしょう？」
篤「そう…だが……」
「あれがあって、こんな人もいるんだ。本当に本が好きな人たちの団体なんだなぁって。
こんな形でボロボロになっていく本が守れることもできるんだなぁって思いましたから。
…私にとっても王子はここに入るきっかけの人ですからね？」
篤「ふーん」
って、どっかに言ってしまう教官。
…耳、赤くなってるの見えちゃった笑
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陽子(プロフ) - 更新待ってます！ (2017年7月6日 22時) (
レス) id: 6132688738 (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - おもしろいです！早く続き読みたい！ (2017年6月21日 20時) (レス) id: 0b0aeb7aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルvolleyball(プロフ) - 惚れぼれさん» こんにちは！コメントありがとうございます！m(_ _)m今日のうちにいくつか更新出来るようにしますね！もう少し定期的に出来るように頑張ります(^ ^;) (2017年3月30日 9時) (レス) id: 705a54dc67 (このIDを非表示/違反報告)
惚れぼれ - こんにちは。すごく続きが気になります。更新待ってます☆ (2017年3月30日 3時) (レス) id: 902974d972 (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - コメントのレスありがとうございます！これからも楽しんで読ませてもらいます (2017年3月11日 16時) (レス) id: 0b0aeb7aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルvolleyball | 作成日時：2017年1月3日 20時
