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81輪目 ページ1
「やっぱり苦手です…峰島くん…」
「どうしたんですか？上手くいってたじゃないですか」
お昼休み。
机に突っ伏しながら莉永さんと休憩していた。
「流石に毎日一緒に帰るの誘われるのは無理です…」
「え？！」
飲んでいた午後ティーを喉に詰まらせながら驚く莉永さん。
「毎日？！」
「はい…」
「えぇ…それってAさんに気があるって事…？」
「わからないです…最近は休日遊びに誘われたりします…」
「それは完璧に有りなのでは…」
はぁっと溜息を吐く私を見て莉永さんが彼の話を持ち込んできた。
「彼氏さんに迎えに来てもらったらどうですか？男連れだってわかったら手を引くと思いますよ」
「いや、彼氏じゃないですって…。でも、そうですね…ちょっと頼んでみます」
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作者名：春悲 | 作成日時：2019年6月14日 21時
