定家葛 (ページ14)

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14輪目ページ14

「犬かなぁ、なんか犬っぽい」

「いや、猫だろ」

買い物帰りそれぞれ犬か猫に例えるとどちらになるか話していた。

「輝気は犬ですよ」

「それ多分お前だけにだぞ」

「霊幻さん」

「痛い痛い」

そう一言だけ言い霊幻の肩を握る輝気。

「犬と猫両方ってことで」

「そうだな」

ただし犬はAにだけと言う霊幻に輝気は無言の圧力をかける。

「俺は事実を言ったまでだ」

「黙ってくれますか」

「仲がよろしいようで」

あははっと声を出して思わず笑ってしまう。

そんな話をしているとモブくんと律くんに会った。

「あ、モブくんに律くん」

「どうも」

「こんにちは」

軽く会釈をして挨拶をする2人。

「ご飯作る前にみんな来ちゃったなぁ」

「じゃあみんなで作る？」

「俺は食べ専で」

「みんなで作ろっか」

霊幻の意見は無視し、みんなでハンバーグを作ることになった。