【ヒロアカ】ヒロアカ世界にトリップしました (ページ2)

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２話ページ2

なんで死んだのかは全く覚えていませんが、とにかく、私は1度死んでいます。

それなのに、ここにいます。

生きています。

……何故？

まあ、先ほどの変な人の発言から、予想はつきます。あくまでも予想ですが。

「転生権」というものが関係しているのならば、その名の通り、「転生するための権利」を私達は運良く手にすることが出来たのでしょう。

…つまり、ここは転生するための場所？

「ちょっとちょっと、そこの子！あんまり深く考えないで頂きたいなぁ！」

『え、私ですか？』

これ、もしかして考えてること分かるんですかね？すごい！どうやってるんでしょう？？

「その通り！実はこれぇ、人の考えを読みよることが出来る機械！」

すごいでしょっ、と付け足して、腕についている黒いリングを私に見せつける。

いやぁ、本当にすごいですよ、これ。いいなあ。私も欲しいです。

「そんなことは置いといて！皆さん、転生の準備はいいですか〜！？」

『えぇっ、本当に転生できるんですか？！どうやって？！』

「ふふ〜ん、まぁ見てなさいってぇ♪」

そう言って、男の人は人数分のカードをポケットから取り出しました。

「この中から一枚、お好きなカードを選んでぇ〜」

「っじゃあ、あたしはこれ！」

「僕これ！」

「ん〜、わたし、どぉしよっかなぁ〜。………じゃ、これぇっ」

「私は、こちらで」

『私がこれ……ですか』

一番最初にカードを取った女の子のカードには、「ソードアートオンライン」。

二番目にとった男の子のカードには「黒子のバスケ」。

三番目にとった女の子のカードには「鋼の錬金術師」。

四番目にとった男の人のカードには「マギ」

私のカードには、「僕のヒーローアカデミア」、とそれぞれ書かれています。

「じゃあ、行っくよ〜！れっつらごぉ♪」

その瞬間、なぞの浮遊感に襲われて________

次の瞬間。