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第2話 ページ3

「もしもし。で、何の話やったん?」


治『あぁ、今日部活休みで暇やねん。』


「で?」


治『今、東京来てんねんけど。』


「は??」


治『ここがどこか全く分かr(侑『A、ここどこか分かる??腹減ったんやけどー!』


「ち、近く何かある?」


治『でっかい塔があんで。』


侑『バカやな、(サム)。これ"東京タワー"やろ。』


「何色?」


治&侑『白。』


「…多分、スカイツリーやと思う。」


侑『あぁ!それや!』


治『じゃあ、待ってんで。』


「え、ちょ」


ブツッ


「えぇぇぇ…。」






「あの。」


直井「どうした、宮?」


「なんか、知り合いがスカイツリー近辺で迷ってるらしくて……その、迎えに行ってもいいですか?」


直井「いいぞ。早く帰ってこいよ。」


「はい。あ、それと。」


直井「?」


「私の知り合い、バレー好きなんで練習させてあげたいんですけど…」


直井「……しょうがないな。」


「ありがとうございます。じゃあ、行ってきます。」


…ろくでもない兄持ってしもたなぁ。






「……あ、おった。」


治「あ、Aや。」


侑「!ほんまや!」


「はぁ。なんで急に東京来たん?」


治&侑「「Aに会いたかったから。」」


こいつら息ピッタリやな。


「ほんじゃ、行くで。」


侑「どこに?」


「音駒高校。」


治「え、なんで。」


「特別にバレーの練習させてもらえるんやて。」


侑「おぉ!楽しみや!」


「うむ。じゃあ今度こそ行くで。」

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作者名:みすていく | 作成日時:2017年7月28日 2時

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