はるの恋びと

08.誘惑 (^ワ^=) ページ26

〆．



次に会った日は、Aちゃんの下着を透視する能力を死ぬほど欲しいと思ってしまった。



「Aちゃんがどんな下着はいてんかな？って妄想で昨日も……」



流星にあんな話したから、Aちゃんの下着事情が気になって気になってしかたない。まじでオムツ履いてたらどうしよう。ラブい。



「普段は白とかで、俺と会う日だけ黒とか赤やったら？透けてるやつ、紐のやつ、まさかのノーパン……」



「今日はどんなだと思う？」



「ええっ、なんやろ？あ、でも白がええかな……やば、またたってきた」



「ざーんねん、今日は勝負下着の赤」



「え！？勝負下着！？」



何それ！は！？ありえへん！！



「誰！？誰が俺のAちゃんを食おうとしてんの！？」



「んー？心当たりが一人いるでしょ？」



何言ってるの？って感じでAちゃんが俺をじっと見つめる。



……まじで？まじでまじでまじで？？



「確かにめっちゃ食おうとしてる！！」



「欲に忠実だね」



笑っていると、バスが到着。



「今日はやっぱりナシ。でも、次からバイトの日は勝負下着で来るから」



俺の手に、片道分の回数券一枚を置くAちゃん。



「大毅くんが欲に完全に負けた時、一緒に帰ろう？」



「〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」



「いつでも、待ってる」



据え膳食わぬは男の恥や！！こんなにストレートなお誘い、乗らんやつおらんやろ！！



「今度、家族が誰もおらん日あるから……！その日は覚悟しといてや！！」



その日までに、気持ちよくさせる方法研究しとくか。



………プレイの道具も入手しとく？



〆．

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