はるの恋びと

05.情報 (^ワ^=) ページ23

〆．



「妄想彼女………」



「あなたの姿を借りて、妄想させてください！オカズになってください！」



「それはもう脳内で勝手にしてください…」



胸どんくらいあるんかな。



女のそれなんて考えたこともなかったし、この子のならなんでもええけど、掌で包めるサイズがええな。大き過ぎひんの。



ほどよい膨らみ。たまらん。はぁ。めっちゃ見たい……。



あかん、見れへんなら妄想で補うしかない。



くそ、妄想と俺の下半身は膨らみをおさえられへん。



とにかく妄想に必要なデータをゲットせな！



「名前なんて言うん！？」



…困ってるみたい。そっかそっか。



「あっ、まず俺が自己紹介やんな！ごめん！俺、重岡大毅っていうねん！最近よくここらへんランニングしててさ」



「へぇ、この辺の人なんですか」



「せやで！いつでも家に来てな！」



「絶対行かないですけどね」



そんなん言うても、絶対に連れ込んだるからな。



俺の部屋で乱れる姿……やっば、行為後も布団にやらしい液が飛んでてさ、それを嗅いで彼女を思い出す……。



「〇〇駅からこの博物館まで往復で走る趣味があんねん！」



「あ、そう…」



「君は！？」



「小瀧Aです。大阪から来てます」



A………A……………行為中何回も囁きたい、ええ名前やな、名前呼びながら攻めたらキュンキュンしてくれるんやろか。



「大阪ぁ！？遠っ！え、でも大阪からなら、〇〇駅使うんちゃうん！？」



「使ってますよ」



「やっぱ運命やん！！」



むしろ博物館やなくて〇〇駅で待ち伏せするんもええな。仕事帰りのくたくたな君を、休ませる名目でお持ち帰りできてまうやん！？



〆．

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