16.同棲 ページ16
〆．
今日はついにバイト最終日。
単純作業すぎて発狂しかけたけど、耐えれたのは大毅くんのおかげ。
それももう終わりか………。
「もう大毅くんと会えなくなっちゃう」
「は！！んなわけないやんか！！」
「寂しいなー」
バス停で待ち合わせるの楽しかったんだけどな。
少しずつ暖かくなった風に、マフラーはもういらない。
誰にでも見える私の首筋には大毅くんの独占欲が見える。
消えないうちに、また会えるかな。
「…………Aに、言ってないことがあってさ」
「ん？」
「俺、Aの二個上やねん」
「………え」
「春から社会人やねん」
「え！？」
「就職先が大阪で、しかも」
大毅くんは私の手を取った。
「勤務地、Aの家から結構近くて」
だから。
大毅くんの瞳に吸い込まれそう。
「Aん家で、暮らしたい」
こんなの、頷くしかない。
「これからは、ずっと一緒……？」
「せやでっ！」
邪魔な犬はおるけどな、なんて。
「ふふ、望もきっと喜ぶよ」
「俺はAさえおればええねん」
こつん、頭が軽くぶつかって。
至近距離で目が合って、微笑み合う。
…………それだけなら純粋で初々しいカップルの描写だったのに。
「今も抱きたいとか思ってるんだ？」
下半身は口ほどにものを言うんだね。
「当たり前、暖かくなってきたしここでやってもええくらいや」
「ブレないね。あ、バス来た」
最後のバス。
「………回数券、中途半端に二枚あるんだけど」
「！！」
私の手から一枚取り、もう片方の手で私の手を掴む。
「今日は隣」
私たち以外誰も乗ってこないのに、ぎゅうぎゅう。
「…………今日も何回か抜いてきたはずやねんけど」
「へーんたい」
これからずっと一緒に生きるのに。
あなたは欲に耐えられるの？
「あ、ちなみに今日は……」
「勝負下着だよ？」
「よしっ」
〆．
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変態 - 望のシスコンポジおいしいっす (2019年7月21日 15時) (
レス) id: 600ca0ec32 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 変態…萌える…「たろ。」さんと同じく他のメンバーさんVer.見たいです！希望はツインタワーのどっちかで笑 (2019年4月29日 18時) (レス) id: 1f64f325c6 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 素晴らしすぎて、もう……くぅっ←これの……ぜひ、他のメンバーさんバージョンを…!!!!!!希望は流星くんです。笑 (2019年4月17日 0時) (レス) id: f0b9dd1a10 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾟｰﾌﾟﾙ苺子(プロフ) - 変態の沼ｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!に入ってしまった。 (2019年4月6日 8時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
水 輝(プロフ) - ど変態な重岡くん好きです！！リクになっちゃうのですが、人妻になった小瀧姉が弟と流星くんに襲われてそれに興奮するど変態な重岡くんが見たいです！！大変だと思いますが頑張ってください！！ (2019年3月31日 8時) (レス) id: 100e427b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年3月18日 17時
